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白木屋中村傳兵衛


 守り続けていきたいclassicoの定番商品です!


 9/29 classico blog 白木屋中村傳兵衛では、アレン箒と掃印の前掛けをご紹介しました。アレン箒はお陰様でご好評をいただいております。今回は、アレン箒同様にclassicoでも人気商品となっている小箒シリーズ&はりみについてご紹介いたします。


 白木屋中村傳兵衛は、江戸時代から続く江戸箒の老舗です。白木屋中村傳兵衛の商品を扱うきっかけのひとつは、エスクワイア日本版 APR.2008 Vol.22 No.4「日本、ものづくり発見!」の中で、「目利きが選ぶ、いい仕事をしている逸品たち。」という頁に紹介されていた(はりみ用)小箒を見たことでした。昨年の8月末に松屋銀座にて行われたデザイン物産展ニッポンにおいても(サッシ用)小箒がご紹介されていました。classicoにて、定番的に扱う箒を模索していた僕の気持ちを後押ししてくれました。そして昨年秋から白木屋中村傳兵衛の箒類を取扱いすることになりました。


 小箒は、熟練したつくば在住の職人さんが良質な草を選別して編み上げています。正式には「はりみ用 小箒」と呼ばれており、白木屋伝兵衛の「はりみ・小」にぴったりと合うサイズになっています。簡素でありながら丈夫に編み上げられており、コストパフォーマンスが高い使い勝手の広い小箒です。
 「小箒 やわらかめ」は、コシの柔らかい草をたっぷりと使用しています。穂先も切り揃えていなので、ふわふわとした柔らかい感触を味わえる小箒です。ミンク・カシミヤといったデリケートな洋服にも、生地を傷めずお使い頂けます。(全長13〜15cm)
 「小箒 ふつう」は、コシが強くかつ柔らかい草をたっぷりと使用しています。食卓のパンくず払い、またはカジュアルウェア用の洋服払いなどに最適です。(全長13〜15cm)
 「肩払い」は、ブラシ・刷毛感覚で使っていただけるように、グリップ(握り)を採用した編み上げのカタチに作っています。穂先に角度がついているので、洋服払いとしても使いやすい作りになっています。(全長22cm)


 「はりみ」は、和紙に柿渋を塗って作った紙製のちりとりです。すべて職人による手作りです。外枠は竹ひごで保護していますので、軽い割にはしっかりした強度もあります。柿渋は防虫・叙虫効果があり、また静電気が起きないので、集めたゴミが表面にまとわりつかずにゴミ箱にさらさらと落ちていきます。ただし水に濡れてしまうと塗りが落ちてしまいますので、ご使用の際には注意が必要です。
 職人による手作業であること、天然の柿渋と天然の顔料を混ざり具合が時期により異なることなどから、現在のはりみは、表面に「塗りムラ」が見受けられます。見栄えは少々悪いかもしれませんが、ちりとりとしての機能性や強度は従来通りです。ご愛用いただければ、納得いただける逸品であります。
 穴のないはりみが一般的ですが、classicoでは小箒と一緒に掛けていただけるように穴あきをセレクトしています。お好みの紐もサービスでお付けいたします。間口は17cmと小箒の幅にあったサイズになっています。


 箒は元来、農産物の出来を占い豊作を願う呪具として日本の歴史に登場しました。箒が掃除道具として使われる様になったのは、平安時代からだと言われています。福を「かき入れ」災いを「掃き出す」...そうした人々の願いが、掃除道具としてだけではない縁起物として、箒を人々の暮らしの中に溶け込ませていったのだと思われます。静かで環境にやさしい箒には、この忙しい現代にあっても一家の平安を願う『おまじない」の心が込められています。


 (写真左から)小箒 やわらかめ ¥1.522、小箒 ふつう ¥1.365、肩払い ¥1.785、はりみ 穴あき 小 ¥1.155
 ( はりみは、 穴あき 大 ¥1.365もあります)
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