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今日は火曜日・店休日 ~ 5/31
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今日は火曜日・店休日。展示会まわりも今日は1軒だけと時間的に余裕があったので,地元でのんびり過ごすそうと思いました。ひとりでお店を営んでいると、クラシコの近所にあってもなかなかうかがえないお店もあったりします。今日はそんなお店にうかがうことにしました。いつもよりちょっと遅めに外出し,銀行をまわったりお買い物を済ませたりしてからクラシコへ...。雑務をこなしながら千草(カミさん)を待つ。12:00前に千草が合流。まずは腹ごしらえ。近所にあるcouzt cafe(コーツト・カフェ)に向かいました。
ホームページではオープン時間が11:30になっていたのですが、実際行ってみると13:30のオープンに変更になってしまった様です。仕方がないのでランチは後にすることにしました。僕がクラシコを谷中にオープンするきっかけとなったshop nakamuraが昨年足立区江北に移転し、その物件の跡地にこの春オープンしたのがツバメハウス。イラストレーター・たけわきまさみさんのお店です。

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イラストレーターのかたわら、10年前六本木にBISCUIT(ビスケット)をオープンしたたけわきまさみさん。昨年拠点を谷根千に移し、ビスケット谷中店、ビスケット根津店をオープン。そして今春、ツバメハウスをオープンしました。たけわきさんとは実は縁がありまして...。昨年の冬、たけわきさんが千駄木から池之端へお住いを引っ越すことが決まり、たけわきさんが住んでいた千駄木の家の後釜にどうかとお誘いを受け、お宅にお招きいただきました。12月中頃、僕と千草のふたりでお宅を訪問。ひとめで気に入り、後釜に納まることになったわけなのです。たけわきさんは海外に買い付け出張中ということで,今日はたけわきさんにはお会いできなかったですが、のんびりあれこれ拝見させていただきました。ツバメハウスには入り口を入ってすぐ左手に小部屋があり、現在アートブックフリマ開催中です。上田三根子さん、永野敬子さん、落合恵さん、杉浦さやかさんなど、活躍中のイラストレーターのみなさんによるフリーマーケット。アートブックや写真集、絵本、雑誌、書籍などが並んでいます。上の写真は上田三根子さんが放出した雑誌やアートブックのコーナー。僕も大好きだった雑誌、"Olive" の古本もたくさん販売されています。僕も古い雑誌を一冊購入しました。

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ツバメハウスの店内。たけわきさんがヨーロッパで買い付けてきた絵本やヴィンテージの器、アンティーク・クロス、おもちゃ、文房具、衣料品、雑貨など様々なものが並んでいます。台東区浅草橋にある大学ノートの老舗・ツバメノートも充実の品揃えであります。

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僕は小さめのツバメノートを1冊購入。千草はハンガリー製のアンティーク・クロスを1枚購入しました。クラシコに1度戻り,時間調整をしてからふたたびcouzt cafeへ...。13:30のオープンちょうどにお店の前に行ったのですが、"本日は都合に寄り14:00オープンになります"と貼り紙が貼ってあり,ガックリ。再びクラシコに戻って時間を潰して14:00オープンに合わせて行ってみましたが,まだ閉まったまま。ちょっと遅れてひとりの男性が入って行ったので,いよいよオープンかと思ったのですが開店せず。しばらく待ってようやく開店したのですが、風邪をひいてしまい、準備ができていないため食事はできませんとのこと。再びガックリ、とほほ...。

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すでに時間は14:00を過ぎており、ランチ時間は終わっているお店もあります。ペコペコのお腹を抱えながら辿り着いたのは讃岐うどんの人気店・根の津。お昼ごはんのピーク時間を過ぎているのに,店内は満席。さすが!ですね。ちょっと待ってから案内(いつもの様に相席です。)されました。僕は温冷2種うどん(温:きつねうどん、冷:とろろうどん)、千草は肉つけ麺を注文。お互いに途中で入れ替えながら両方を味わいました。今更言うまでもないですが,美味いですねぇ。千草は、僕が注文した冷やしとろろうどんを特に気に入っていました。さっぱり、しこしこです。大満足の昼食のあとは,それぞれ別行動。千草は地元でお買い物,僕は展示会へと向かいました。根津駅から地下鉄千代田線に乗り明治神宮前駅下車し、千駄ヶ谷方面へ...。今年の秋冬の向けて、TEMBEAの展示会です。TEMBEAの新作や新色などをチェック。秋にはBaguette Tote Smallのインディゴ染めも登場する様ですよ。これまでクラシコでは展開していなかったバックも少し挑戦してみようかと思っています。7月上旬頃にはクラシコ初のTEMBEA別注バージョンも登場する予定。その流れで,秋冬にもまた違った別注も検討中。もちろん、クラシコ・ブログでもご紹介していきますので,お楽しみに!

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| 23:30 |
Cosset-Bags
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クラシコ・ブログ "クラシコ 大人の修学旅行 1日目"でご紹介していた様に、5/9(月)京都にてCosset-Bag(コゼ・バッグ)に行ってきました。千駄木の古美術上田の2階にアトリエがあった頃には、度々クラシコに立ち寄っていただき,シャツなどをご購入いただいていたCosset-Bagの野口チエさん。京都にアトリエを移してからも何度かシャツをご注文いただき、通信販売にてご購入いただいていました。僕と千草(カミさん)が、5/9(月)から京都・奈良を旅することになり、是非Cosset-Bagのアトリエを訪ねてみたいと思っていました。5/9(月)の夕方、突然の訪問にちょっとびっくりするチエさん。久し振りにお会いすることができて嬉しかったです。アトリエにあったオリジナルのバッグを見せていただきました。そして、京都旅行の思い出に千草用のバッグを注文。違うデザインであったバッグの配色を気に入ったトートバッグのモデルに乗せ換えていただき、持ち手の素材を変更、持ち手の長さと太さを変更しました。赤ちゃんのものも入れることを考えて,汚れをかんたんに拭き取れる様に撥水性のあるライナーを付けてもらい,両内側にはそれぞれ違うタイプのポケットもお願いしちゃいました。そして,一昨日到着したのが上の写真のバッグです。とっても素敵に出来上がっていて、何だか嬉しいです。タフな素材のバッグだからこそ,使い込む程に味わいが増して、自分なりのバッグに育って行きそう...。今年の夏には生まれて来る我が家の赤ちゃんと共に、大切に育てながらその成長を見守って行きたい! 今そう思っています。
6月にはCosset-Bagの受注会が古美術上田とアノニマ・スタジオで行なわれる予定です。みなさんも是非,オーダーしてみて下さい。

コゼバッグREW 10 Works の展示受注会 in 古美術上田 2011年6月11日(土)・12日(日)11時~19時(12日は18時まで)
古美術上田 〒113-0022 東京都文京区千駄木3-41-12 http://ueda-arts.com/ 地下鉄千代田線千駄木駅2番出口より徒歩3分

コゼバック 展示受注即売会 in アノニマ・スタジオ 2011年6月16日(木)~ 18日(土)
アノニマ・スタジオ 〒111-0051 東京都台東区蔵前2-14-14 tel : 03-6699-1064 http://anonima-studio.com/ 

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| 17:30 |
Fox Umbrellas, Come Back!
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今日は一日中雨が降ったりやんだり。夕方からは台風の影響もあり雨が激しくなってきました。そんな生憎なお天気の中,たくさんのお客様にご来店いただきまして、ありがとうございました。17:00 ~ 17:30頃にご来店いただいたお客様がお帰りの際に,ご自身の傘が無くなっているのに気付きました。同じ頃、クラシコにご来店になっていたお客様がお帰りになる際に間違って持ち帰ってしまわれた様です。とても大切にしていた傘が無くなってしまったお客様は、その傘が戻って来ることを切に願っております。その傘というのは黒い布製の傘です。ハンドルは黒い木製で玉止めは銀製、"Fox Umbrellas"とメーカー名が明記してあります。故意に間違った訳ではないと思いますので、クラシコにお持ちいただきます様にお願いいたします。間違って置いて行かれた傘は僕が預かっておりますので,お返しいたします。間違いは誰にでもあること。責めたりする様なことはいたしません。傘が戻って来ることを信じております。
| 19:30 |
Jabez Cliff
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久し振りに登場のJabez Cliff。質実剛健、シンプルでタフなベルトです。クオリティの確かさ、お手頃な値段は健在。素晴らしいぃ。

Jabez Cliff(ジャベツ・クリフ)は1793年に創業され、200年以上に渡って皮革工芸をファミリーの伝統として守り続けているイギリスの馬具メーカーです。最高品質の皮革や材料を使って熟練した職人が丁寧に作っています。1990年には製品の質の高さが認められ、英国王室御用達の証がエリザベス女王2世より授与されました。Stirrup Leather(スティラップ・レザー)は、鞍(くら)と鐙(あぶみ)をつなぐ革なので、一般的な革よりも厚くて丈夫なのが特徴です。厚さは約5ミリもあり、最初のうちはベルトの穴に留めるのも、ループを通すのも容易ではありません。愛用し続けるうちに、少しずつ馴染み、やがては究極のパートナーの様になるのです。べルトのホールに1から5までのナンバーが刻印してあるのが、ジャベツ・クリフのベルトの目印です。鐙の高さを左右であわせるための(馬具用品の)名残なのだそうです。革のベルトは、いつもバックルを留めている部分の革がどうしても薄くなってしまう為に、永久に使い続けることが難しいものです。このベルトは、その革の厚みからもかなりの耐久性があり、おすらく20年以上の使用は可能だと思います。シンプル&ベーシックなデザインであり、ベルトの幅も28mmと万能なサイズを選んでいます。チノパン、ジーンズとの相性はもちろん最高ですが、スラックスやスーツでもコーディネートできる究極かつ万能のベルトと言えるでしょう。

JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 Color : D.Brown  Size :  30 / 32 / 34 / 36  Made in England.

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出会いは約20年程前、最初に勤めた会社で取扱いしていました。質実剛健なこのベルトを気に入り購入し、20代前半の数年間は愛用していました。ベルトには当時営業担当していたブランドの刻印(HARRISS Made in England)が入っていたと思います。まだ若かりし頃、雑誌で一流品と紹介されるブランドに憧れがありました。20代後半になり、背伸びをしてJ&M Davidsonのベルトを購入。それ以来、どこか得体の知れないファクトリーブランドのベルトは忘れ(今は何処へ...)、J&M Davidsonのベルトを愛用する様になりました。29歳で転職。ちょうどJ&M Davidsonのベルトもくたびれてきた頃でした。勤めていたショップで憧れのブランド、Henry Beguelinを取扱う様になりました。そして、Harriss、Hemisphereの先輩方がみな愛用していた憧れのベルトを購入できる機会に恵まれました。発注後、半年程待ってついにHenry Beguelinのベルトを購入。以来30代の大半はそのベルトと共に過ごしました。クラシコをオープンして間もなく、ある仕入先の事務所にて、ジャベツ・クリフのベルトと再会。(もっともジャベツ・クリフの名前はこの時に知ったのですが)そして20代前半の頃、気に入って愛用していた事を思い出し、クラシコにて扱う事となりました。やがて顧客さんの間で評判はすぐに広まり、クラシコには欠かせない商品となっていったのです。オープンから約4年10ヶ月、ジャベツ・クリフのベルトを販売してきた点数は200点以上にもなります。毎回すぐに売り切れてしまうので、自分ではなかなか購入できず時は過ぎていきました。これではいつまでたっても購入できないと思い、自分のサイズを多めに発注し入荷したタイミングで購入。それから約2年半が過ぎ、革はかなり柔らかくなり味わい深い色に変化してきました。少しずつ貫禄も出てきた様に思います。1年、また1年とどんな風に育っていくのかが楽しみです。自らが日々愛用しながら、このベルトの素晴らしさを感じていこうと思います。

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JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 Color : Black Size :  30 / 32 / 34 / 36  Made in England.

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| 07:00 |
クラシコ 大人の修学旅行
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クラシコ・ブログ "クラシコ 大人の修学旅行 1日目"・"クラシコ 大人の修学旅行 2日目" たいへん遅くなりましたが、何とか書き終わりました。かぁ~なり時間を戻りながら書いていますが,大目に見てくださいませ。 "クラシコ 大人の修学旅行 3日目"・"クラシコ 大人の修学旅行 最終日" も引き続き、のぉ~んびり時間を戻りながら書いていきますので、ご贔屓によろしゅうお願いいたしますぅ。
| 18:00 |
SOUTIENCOL elenco Polo Linen
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SOUTIENCOL elenco Polo Linen ¥16.800 Color : White Size : 00 / 0 / 1 / 2  Linen 100% Made in Japan.

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3年目の展開となるSOUTIENCOL elencoのシャツ。リピーターになるお客様が着実に増えています。色は5色、充実していますよ。

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SOUTIENCOL elenco Polo Linen ¥16.800 Color : Mango Orange Size : 00 / 0 / 1 / 2  Linen 100% Made in Japan.

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今から十数年前のこと。僕が代官山のG.O.D.に勤め始めて間もない頃、通りに面した窓際にディスプレイしていたシャツが目に留まってご来店いただいたスレンダーな男性が、一目見て気に入ったそのシャツをご自身のショップにて展開出来したい!というのです。そのシャツはショップ・オリジナルのシャツだったのですが、その当時は卸売りはしていなかったので、代わりにそのシャツの製造元であるデザイナーの方のブランドをご紹介させていただきました。兵庫県明石市にあったそのショップではそのブランドを展開し始め、やがてそのショップでの品揃えの柱となっていきました。その明石市のショップというのがD.E.F.(デフ)というショップ、そのスレンダーな男性がショップ・オーナーの金子修一さんです。しばらく後、僕が勤めていたショップのオリジナルシャツも卸売りをするようになり、D.E.F.でも扱っていただく様になりました。D.E.F.はやがて神戸にも支店を広げ、数年後には明石のショップを閉めて神戸を拠点に発展して行きました。現在ではD.E.F.というショップはなくなり、有限会社デフ・カンパニーとして神戸市中央区にhaus(ハオス)、d'antan(ダンタン)、toolo(トーロ)の3店舗を展開。それぞれが神戸を代表とするショップとして注目を集めています。僕が金子さんと出会った時にご紹介したブランドというのは、SOUTIENCOL(スチアンコル)。お洋服好きの方にはすでにお馴染みのブランドだと思います。1970年代「VAN黄金時代」にヴァンジャケットのデザイナーとして12年に渡り活躍した三浦俊彦氏が1992年に立ち上げたブランドです。現在も「古典ではない、本物のクラシックを作りたい」という信念のもと、進化するトラディッショナルを追求しています。そして、一昨年春からデフカンパニーとスチアンコルのコラボレーションによるレーベル、SOUTIENCOL elencoのシャツが生まれました。elenco(エレンコ)というのは有限会社デフカンパニーのオリジナルウェアのブランド名です。アップの写真で分かる様にSOUTIENCOLの織りネームにelencoと織り込まれたダブルネームとなっています。

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SOUTIENCOL elenco Polo Linen ¥16.800 Color : Rose Purple Size : 00 / 0 / 1 /  2  Linen 100% Made in Japan.

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elenco Polo Linen Size : 00 前身丈(前立下 ~ 裾)55cm 後身丈(前立下 ~ 裾)64cm 胸幅45cm 肩幅42cm 袖丈58cm。
elenco Polo Linen Size : 0   前身丈(前立下 ~ 裾)58cm 後身丈(前立下 ~ 裾)68cm 胸幅48cm 肩幅43cm 袖丈60cm。
elenco Polo Linen Size : 1   前身丈(前立下 ~ 裾)61cm 後身丈(前立下 ~ 裾)72cm 胸幅51cm 肩幅45cm 袖丈62cm。
elenco Polo Linen Size : 2   前身丈(前立下 ~ 裾)64cm 後身丈(前立下 ~ 裾)76cm 胸幅54cm 肩幅47cm 袖丈64cm。
僕がワンウォッシュ&ドライした後のサイズ感になります。色によって若干の誤差があるかも知れませんが、ご了解くださいませぇ。

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SOUTIENCOL elenco Polo Linen ¥16.800 Color : Grey Size : 00 / 0 / 1 / 2  Linen 100% Made in Japan.

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クラシコでは、一昨年から引き続きPolo(プルオーバーのボタンダウンシャツ)のリネン素材をセレクトしています。Poloのリネン素材は、僕が代官山のショップに勤めていた頃に最も気に入って着ていたスチアンコルのシャツでした。サイズ展開は、00 (レディースS) 0 (レディースM / メンズSS) 1 (レディースのL / メンズS) 2 (メンズM)の4サイズになります。今回ブログ写真にて撮影したシャツ、そしてクラシコ店頭に出しているシャツは、すべて僕がワンウォッシュをかけた状態のものです。それから、表記してあるサイズ表は、その状態のホワイトの各サイズをもとに採寸しています。mango orange、rose purpleの2色は後染め加工を施しているために、若干縮みが見られるかも知れません。grey、navyの2色はlinen chambrayというリネン素材。濃淡が感じられる大人っぽい雰囲気。肌触りは若干柔らかめで、上品な素材感になります。5色共素敵な色ばかり。みなさまはどの色がお好みですか?縁(えにし)の糸に導かれて、クラシコに辿り着いたSOUTIENCOL elencoのシャツ、これからの季節には大活躍!間違いありません。

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SOUTIENCOL elenco Polo Linen Chambray ¥16.800 Color : Navy Size : 00 / 0 / 1 / 2  Linen 100% Made in Japan.

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僕が着ているのはサイズ1です。もうみなさまご存知だと思いますが、165cm、55kg、やや痩せ形、短足です。短足は関係ねぇ~か。


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| 16:00 |
AAA Chino Trouser Pants
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僕がこのパンツと出会って以来、一番カッコいいと思うチノパンツの座を守り続けています。僕が最もお薦めするチノパンツ!です。

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KATO`は、長年世界のデニム業界で活躍してきたデザイナー加藤氏によって2001年にスタートした京都発信のブランドです。コンセプトは" TOOL PROJECT "。「服は人を完成させるための道具である、つまり人が着て初めて服は完成する。」KATO'の服の特徴は、独特なシルエットやデティール、生地使い、柄や配色、加工や風合いなど数え上げたらキリがない程。オリジナリティに満ち溢れた服なのです。そして、愛用するほどにその人に馴染み、同化し、変化し、育っていきます。着心地の良さを感じながら、着ることの面白さも感じられる服。それは、KATO`らしい仕掛けが服の随所に施されているから。そんなKATO`が2007年秋冬からスタートしたブランドがAAA(トリプル・エー)。コンセプトは特にはなくて...、不変的なデティール、使い古した感じ、15年前にどこかで買ったジャケット、何回も買い替えているお気に入りのシャツなど...。「KATO`自身が好きなもの」「クローゼットを開けたらいつもそこにあるもの」「生地や加工に徹底的にこだわり、ヴィンテージのデティールや風合いをKATO`なりの解釈で独自に落とし込んだAAAは、ヴィンテージを再現するのではなく新たに構築した、KATO`にしか作れない新しい洋服たちです。」(ブランド資料より参照)

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以前にも何度か展開しているAAAのチノパンツ。いつもお客様が購入していくのを横目に見ながら...「いいな〜」って羨ましく思っていました。思い切った仕入れが出来ないヘタレ店主はどうしても遠慮しちゃうんです。着たいものはなかなか着れないもんなんです。
何がいいって、とにかくシルエットが綺麗なんです。すっきりとシャープで、キレがある細めのストレートなライン。股上は浅め、ワタリは適度に余裕があり、膝から裾までは絞らずストーンとしているから、足が短い僕でもバランスよくはくことができます。チノパンツと言っても実際に使用しているのは、目が詰まっていて肉厚で張りのあるコットン・ツイル素材。光沢感があるので上品な雰囲気があり、ジャケットとの相性もいいんですよ。デティールにはKATO' らしい遊び心があちらこちらに散りばめられています。GUNG HOのチノパンツのアメリカン・ディリー・ウェアとしての「普通っぽさ」も好きだけど、いざという時にはAAAのチノパンツで決めたい! 「勝負できるチノパンツ!」こんなチノパンツがワードローブに1本あるとめっちゃ心強いでしょうね。ほんまにホシイ...。

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AAA Chino Trouser Pants ¥22.050 Color : Khaki  Size : 28、29、30、31、32、 33、34 Cotton 100% Made in Japan.

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| 17:00 |
TooLs
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初回10冊+2回目20冊があっという間に完売してしまった大人気のHUZINE「TooLs」。今日、いよいよ待望の3回目の入荷! です。

"TooLs"は、「アウトドア用品から食器、家具、洋服まで。衣食住を創造する道具、全282点を収録。道具から暮らしを考える、究極のライフスタイルカタログ」。"HUgE" No.070 JULY 2010 MagnumOpus"HUgE" No.075 December 2010 ROUGH & ROUNDの2冊に掲載された"Access to TOOLS(Real Stuff for Future Classics)"という特集ページの内容に、誌面には掲載されなかったものを加えて再編集して作られています。クラシコからは、下の写真に写っている「Organic Threadsのソックス」「江戸屋の歯ブラシ」「招き猫」以外にも、「デルフト・タイル」「フロア・クロス」「AIGLE BISON」「GUNG HO Fatigue Pants」が掲載されています。
「Organic Threadsのソックス」「江戸屋の歯ブラシ」は在庫フォローしながら展開を継続中。「招き猫」「デルフト・タイル」は古いものなので、同じものは無くなってしまいますが、入れ替わりながらも現在それぞれ幾つかずつ展開しています。「フロア・クロス」は現在欠品中ですが、継続して展開していく予定です。「AIGLE BISON」はクラシコでは現在品薄中。商品自体は継続して作られ続けています。掲載されている「GUNG HO Fatigue Pants」は昨年で生地が無くなってしまったたインディゴのシャンブレー素材のもの。全く同じものは展開していませんが、今年はダンガリー素材のものを展開中です。それから、掲載されている写真のイメージにかなり近いブラック・シャンブレーのものは展開を予定しています。クラシコ・ブログでも近い内にご紹介させていただきますので、お楽しみにぃ...。クラシコの商品をこの"TooLs"にご掲載いただいたのは、スタイリストの作原文子さんEaTerの柴田隆寛さんのおかげであります。おふたりにはいつもお世話になってばかりで...感謝の気持ちで一杯です。今後共よろしくお願いいたします。

この"TooLs"、クラシコでお取り扱いを始めてから、かなりの勢いで30冊が売り切れてしまいました。僕たちの世代の新しいバイブルとなる可能性も秘めています。今年も "HUgE"の中で、"Access to TOOLS(Real Stuff for Future Classics)"という特集ページが組まれ、また新たな道具たちが加わる様です。そして、来年には"TooLs"の続編が作られるかもぉ...今からとっても楽しみにしています。

TooLs ~ "REAL STUFF for FUTURE CLASSICS" ¥1.575 [HUgE]発のブックレーベル"HUZINE"。待望の第1弾! 絶賛発売中。
| 18:00 |
今日は火曜日・店休日 ~ 5 / 24
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今日は火曜日・店休日。予定も詰まっていなっかので、比較的ゆっくり外出。千草(カミさん)も一緒です。朝には激しく降っていた雨も嬉しいことにほとんどやんで、空も徐々に明るくなってきました。嬉しいなぁ。今日のランチは僕の大好きな喫茶店・カヤバ珈琲にて。僕はハヤシライス(サラダ&ピクルス添え)、千草(写真には写っていませんが右隣に座っています)は鶏のささみのグリルを注文。以前食べたカレーも美味しかったけど、ハヤシもイケてますね。レトロな雰囲気の中で、ほっこりなランチを楽しみました。

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カヤバ珈琲 東京都台東区谷中6-1-29 tel : 03-3823-3545 http://kayaba-coffee.com/ 日暮里駅~徒歩10分、上野駅~徒歩15分程。
年中無休 営業時間 : 日・月  8:00 ~ 18:00、火・水・木  8:00 ~ 24:00、金・土 8:00 ~ 26:00(クラシコからは徒歩10分程です。)

カヤバ珈琲を出て、上野桜木の老舗和菓子店・桃林堂にてお買い物。上野公園を抜けて上野駅へ...見る見るうちに天気が回復し、晴れてくる。履いてきたAIGLEの長靴が重く感じてしまうけど、晴れはやっぱり嬉しいなぁ。上野駅から山手線に乗って、恵比寿駅へ...。

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恵比寿駅に到着し、目的地PACIFIC FURNITURE SERVICEに直行。こちらは大好きな家具屋さんなんですが、火曜日定休のためいつも見ることができません。今日はインテリア・スタイリスト作原文子さんのインスタレーション"mountain morning"開催中ということもあり、店休日でも開いているのです。久し振りに1階のP.F.S.ショップを拝見。嬉しいなぁ...。そして、2階の展示スペースへ。

「2010年の夏、軽井沢でのイベントをきっかけに、私の勝手な思いつきでスタートした"mountain morning"。『山の朝をどんな角度からでも構わないので自由にイメージして,1枚ずつ写真を提供してもらえませんか?』そんな私のわがままなお願いに,何人かのフォトグラファーが参加してくださるのだろう...期待と不安を抱き持ちました。結果,そのわずか2週間後、20人すべての写真がポストカードになったのです。そして、手にする人の想像をかきたてるそれぞれの"山の朝"がそこにありました。"mountain morning"は,これからも続きます。いくつもの朝を迎えます。 作原文子」~ MY DEAR 20 PHOTOGRAPHERS 40 POST CARDSについて ~ 

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「去年の夏、軽井沢でのイベントをきっかけに、私の個人的な思いでスタートした"mountain morning"。気づけば,たくさんの方を巻き込み、支えられて,今回のインスタレーションが実現しました。私は山のプロフェッショナルではないし、山のことをたくさん知っているわけではありません。キャンプも行き始めたばかりの初心者です。ただ、山の魅力をよく知る人たちから、少しずつその楽しさを教えてもらい、それだけで気持ちが豊かになっている自分に気づきました。今回は,日頃から山を愛する人、なかなか山に行けない人...それぞれの人が生活の中の小さなシーンで,山の楽しさを感じることができたなら...そんな思いでインテリアスタイリストとしての表現をしてみました。日々の暮らしに、山の生活を取り入れてみる...組み合わせる自由の楽しさを感じていただけたらと思います。 作原文子」~ 今回、PACIFIC FURNITURE SERVICEで行なわれている"mountain morning"のインスタレーションについて ~ 

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作原さんの呼びかけによってプロの写真家の方々から写真が集められ、その写真をもとに制作されたのが、"mountain morning" ポストカード・セット( MY DEAR 20 PHOTOGRAPHERS 40 POST CARDS)です。そして、その発売に合わせて催されたのが、このインスタレーションの展示会。それぞれの写真のオリジナル・プリントは、P.F.S.オリジナル額装付きで各コーナーに飾られています。そして、それぞれの写真からインスパイアされた世界感を各コーナーごとに作原さんがディスプレイで表現しています。展示会場では"mountain morning" ポストカード・セットも販売されており、僕もさっそく購入しました。みなさんも是非、ご覧くださぁ~い!


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PACIFIC FURNITURE SERVICEを後にして、近所のlimartを見たあと、antiques tamiserにてお買い物。そうしていたら,時間が無くなって恵比寿駅へ急ぐ。恵比寿駅からJR山手線に乗って原宿駅へ。お客様から預かっていたジーンズの修理品(転んで膝部分に穴を空けてしまったそうです。)を原宿VOICEに持って行きました。ジーンズの修理に付いてはほかのショップで購入したものでもお願いすることができます。普通の修理屋さんよりもうまく修理してもらえると思いますよ。約束より5分程遅れて,nisicaに到着。nisicaの 2011 秋冬の展示会にうかがいました。以前にクラシコ・ブログでご紹介したことがある(愛知県蒲郡市でSUS+CONTRASTを営む)鵜飼さんご夫妻と合流。nisicaの三橋さんと僕たち4人、わいわい言いながらの楽しい時間となりました。nisicaを後にして、4人でOCAILLE(オカイユ)へ。鵜飼弘子さんとOCAILLEの恩田さんは、ku:nel  vol.46「おしゃれについて。」の中の巻頭「おしゃれ、自由形」というページにて、それぞれ登場しています。何かしら縁があるのでしょうね。お連れすることができて、よかったです。

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OCAILLEのあとは、最後の目的地...J-COOK。ランチ以外の時間に来るのは約10年ぶりくらいです。鵜飼さんご夫妻はまだJ-COOKに行ったことがないというので、是非ご案内したいと思っていました。僕も夜に来れて嬉しい。まずは久し振りの再会を祝して乾杯!

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J-COOKファンのみなさんが絶賛するガンボスープ(アサリとオクラのニューオリンズ風スープ)とあっチャンお薦めのフライドポテトからスタートし、お次は僕が食べてみたかったスパゲッテイ・ナポリタン。どのメニューも期待を裏切らない美味しさ。嬉しぃ!

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サラダの盛り合わせやカツレツなども僕の大好きな味わいで大満足。そして,締めにはデザートタイム。(美味しい珈琲と共に。)僕と千草は念願のポットドクレームを堪能。鵜飼さんご夫妻はお好みのケーキをいただきました。居心地のいい空間,おいしいお料理、そして楽しい語、素敵な笑顔。掛け替えのない楽しいひとときを過ごしました。忘れられない夜になりそうです。鵜飼さんご夫妻は,蒲郡へと帰る最終の新幹線に乗るため地下鉄を乗り継ぎ東京駅へ...僕たちもご一緒しました。東京駅にてお見送りし、再会を誓いました。来年か再来年頃あたりかなぁ...その時には僕たちふたりと赤ちゃんの3人で、蒲郡を訪れようと思っています。楽しみだなぁ...。

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| 23:00 |
nisica b.d. one-piece
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nisica の b.d. one-piece が久し振りの登場。昨年秋冬に展開した生地も抜群だったけど、今回のストライプも最高です。大好きッ!

nisica (ニシカ)は、ふたりのデザイナー・宇賀村英明さんと三橋有さんによって営まれるブランドです。「服を作るにあたって心掛けていることは、いかに上手に引き算出来るかということです。人と服が適度な距離を保ちながらバランスが取れている。そういうものこそ着る人と中身の個性が現れる服となり、そこに服の本質があると思います。毎日の生活に必要な日常着、だらしなく見えない趣味の良い服、普段ファッションの話などしない人の為の服、僕たちは、空の箱を渡すだけというぐらいの感覚です。つくりたいのは、形ではなく雰囲気です。」そういう2人の想いが、nisicaの服には溢れています。nisica の服は、コットン・リネン・ウールなどの天然素材を中心に作られており、生地本来が持っている風合いや特徴をとても大切にしています。生地の素材感を最大限に活かす最小限のデザイン、それがnisica の魅力なのです。僕がnisica を取り扱いしたかった理由のひとつは、ユニセックスという点にもあります。サイズがユニセックスというだけではなく、中性的な感性をもった洋服なのであります。実際に展開してみて分かったことは、男性同様に女性も強く惹かれる洋服なのだということです。サイズ1 / 2 / 3 は、S / M / L となっていますが、実際にはサイズ1は女性のM・男性のXS、サイズ2は女性のL・男性のS、サイズ3は男性のMという感じです。nisica の素晴らしさは、そのきめ細かな仕事ぶりにあります。初めての展示会に行って渡された展示会資料に驚きました。それぞれのお取引先にお渡しする資料に、各商品の生写真と生地見本が添付されていました。こんな手間のかかる資料を作っている会社、ブランドは見たことがありません。各取引先が展示会でじっくりと商品を見ることができる様に予定組されており、それぞれの時間がその取引先だけの展示会となっています。nisicaの商品はほとんど洗いがかかっていますが、加工工場に洗いを依頼せずに全て自分たちで洗濯して天日干しをしているそうです。納品の際には、たたみ皺がつかないようにとそれぞれの商品ごとにボール状に丸められて入荷してきます。だから、適度にくたっとした状態のまま店頭にディスプレイすることができ、それぞれの商品がnisicaらしい自然な表情のままお客様に見ていただくことができるのです。

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クラシコでもとっても人気があるシャツに nisica b.d.シャツ(ボタンダウン・シャツ)があります。ボーイッシュなデザインではありますが、たくさんの女性の方にもご愛用いただいています。そのb.d.シャツのワンピース・バージョンとして昨年秋にお目見えしたのが、このb.d.ワンピース(ボタンダウン・ワンピース)。小さめな襟のボタンダウンで、肩まわり,胸まわりは比較的細めで裾に向かって緩やかに広がる上品なシルエットになっています。前身頃合わせ部分のボタンが上ふたつだけ共生地で包んだ包みボタンになっており表に見えています。その下からは比翼仕立ての前立てが裾までずぅ~っと続きます。この特徴的なデザインはb.d.シャツのデザインをそのまま受け継いだもの。しかも両方の腰部分にはデッキマン・シャツの様なポケットも付いているんですよ。短めだった袖丈は普通丈に修正されています。シンプルなデザインでありながら、さりげないnisicaらしさが感じられ、1枚で着ていても充分に雰囲気を醸し出すことができます。生地はオックスフォード素材。真夏以外の幅広いシーズンにご愛用いただくことができます。渋めのネイビー × ホワイトのストライプ。クラシックな雰囲気がか~なり僕好みです。僕が女だったら絶対着たいだろうなぁ...って、キモイ?

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nisica b.d. one-piece 前身丈(前立下 ~ 裾)83cm 後身丈(前立下 ~ 裾)90cm 胸幅48cm 肩幅43cm 袖丈55cm。

nisica b.d. one-piece oxford stripe ¥17.850 color : old navy size : 1 (ladies free) cotton 100% made in japan. soldout!

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