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Grab in Hollywood All Cut Tee
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こんな僕だって、たまには「セクシーだねっ...。」って言われてみたいんです。そんな日に着たいTシャツがこれ。勝負...しちゃう?

アメリカ・ロスアンジェルスにあるフレッドシーガルは僕の憧れのセレクトショップ。以前に勤めていたショップのオーナーと西海岸へ出張した時に、オーナーに連れられて一度だけ訪れたことがあります。その品揃えの素晴らしさはもちろんのこと、オリジナルウェアのクオリティの高さでも評判のショップ。特にTシャツの素晴らしさは当時の師匠であったオーナーも認めていて、よく愛用していました。一年中温暖なロスではTシャツは必需品ですからねぇ、特に力を入れて作っているのでしょう。このGrab in Hollywood(グラブ・イン・ハリウッド)のTシャツもそのフレッドシーガルのTシャツの製作に関わっていたメンバーが作っています。極め細やかな柔らかい糸を使用したこのTシャツ素材はとても着心地がよく、一度愛用したらやめられなくなるかも。そして、Grab in HollywoodのTシャツを代表するのが、このオールカットTシャツのシリーズ。今年の春に展開を始めたオールカットTシャツのハーフ・スリーブが大好評だったこともあり、今回のショート・スリーブも展開することに決めて発注しました。オールカットのTシャツの特徴は、首元・袖・裾共に切りっぱなしになっているところです。どの写真でも分かる様にくるっと端がロールした状態になって独特の表情を生み出しています。男性が着ても女性が着ても色気が感じられること間違いなしだと思うんだけどなぁ。こんな僕でもねぇ~、きっと。

Grab in Hollywood All Cut Short Sleeve Tee ¥4.095 Cotton 100% Made in U.S.A.
White XS / S / M 、Pink XS / S / M 、Grey XS / S / M 、Slate XS / S / M 、Deep Purple XS / S / M

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| 19:00 |
針原修「流木の鳥」
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 1 : 針原修「流木の鳥」W 17cm  H 8.5cm ¥6.300

針原修「流木の鳥」たちが久し振りにクラシコにやって来ました。みなさんのお好みの「流木の鳥」はどれですか? 会いにきてね~。

谷中にてクラシコを始める前は、鎌倉に4年程住んでいました。若宮大路から長谷へ抜ける由比ケ浜通り沿いにある小さな雑居ビルの3階でした。由比ケ浜までは歩いて7分程と近かったこともあり、たまにはロングボードを楽しんだりしました。家からウエットスーツ、ビーサンのままロングボードを抱えて行けるのが、便利でしたし気持ちよかったです。陶器と流木で出来たウインドチャイム、瓢箪スピーカー、そして針原修さんの「流木の鳥」。クラシコを象徴するもの、それは僕の鎌倉時代の生活を象徴していたものではないかと思っています。「海の近くにある様なお店ですね」とよく言われますが、そんな所から感じられるのでしょう。ウインドチャイムと瓢箪スピーカーは、横浜山下町に住んでいた頃に友人からいただいた贈り物でした。山下町時代も部屋に飾ってはいましたが、鎌倉の住まいの方がしっくり馴染んでいました。
2002年、初めて青山のダドリアデに行った時に、針原修さんの「流木の鳥」と出会いました。ヨーロッパの一流デザイナーの家具や作品と共にディスプレイされていましたが、僕は「流木の鳥」に魅了されました。時間を忘れて夢中で見ていたと思います。その時に購入せずに帰った事を後になって後悔しました。2002年の5月、ダドリアデにてはじめて「流木の鳥」を購入。当時は山下町から鎌倉に引っ越して数ヶ月の頃、海辺の生活に愛着を感じ始めていたので、余計にこの「流木の鳥」に思い入れを感じたのだと思います。疲れて帰った時、落ち込んだ時など、ふとこの「流木の鳥」を眺めると、気持ちが癒され、励まされました。鎌倉の暮らしの中では一番愛着を感じていましたし、大切にしていました。そして、いつか自分でお店を開く時、針原修さんの「流木の鳥」を扱いたいという気持ちが芽生え、次第に強くなっていきました。1、2年程経ったある日、またダドリアデに行きました。その時には数点しか飾られていなく、しかも非売品となっていました。もう商品として扱わなくなってしまったという事でした。とても残念な思いで帰りました。その後、ダドリアデの方に針原さんの連絡先を教えていただき、いつかお店を開く時のために温めておりました。
2006年、いよいよ自分でお店を開く事になりました。内装工事もほぼ終わりひと息ついた頃に、その温めていた電話番号のメモを握りしめ、電話してみましたが、時すでに遅し。事務所は移転しており、連絡がつかなくなっていました。インターネットで調べても役立つ情報を得る事が出来ず、オープンの日を迎えました。お店には何らかの出会いの機会を期待して、だたひとつの「流木の鳥」を飾りました。オープンから1か月程たった頃、針原さんの個展が行われる事を知りました。個展にうかがった際に「流木の鳥」をひとつ購入し、針原さんへのお手紙を託して帰りました。数日たったある日、針原さんからファックスが届きました。「谷中界隈は子供の頃より慣れ親しんだ町であり、地元地域で作品を紹介していただけるのは嬉しいです。お店にうかがいます。」という内容のファックスでした。とても嬉しく、そわそわワクワクして待ちました。田端在住の針原さんは、自転車でご来店になりました。classicoを見て気に入っていただき、展開が始まりました。針原修さんは、グラフィックデザイナーとしての仕事に従事しながら、20年以上に渡って「流木の鳥」の製作に情熱を注いでいます。針原修デザイン室には沢山の流木がストックしてあります。台風の後など海岸で拾い集めた流木を丁寧に洗い、時間をかけて乾燥させます。そして、流木それぞれの自然な形、素材感や色を活かし、創造しながら命を吹き込んでいきます。これまでclassicoで沢山の「流木の鳥」を扱ってきましたが、ひとつひとつの作品に個性を感じます。もともと流木が持つ個性に針原さんから吹き込まれた命が宿り、それぞれ「流木の鳥」としての個性になります。「流木の鳥」は、何に使う道具?というわけではないですが、生活を楽しむ道具としてのクラフトであると思います。是非自分だけの「流木の鳥」を見つけてください。
今回は写真に写っている「流木の鳥」9羽を、クラシコの為に選びました。どの鳥も僕のお気に入り。それぞれ個性的で魅力たっぷりです。ひとつひとつがオリジナルで同じ鳥は作れないから、気に入った鳥があったらまずは見に来て欲しいなぁ。お待ちしてま~す!

 2 : 針原修「流木の鳥」W 14.5cm  H 10cm ¥7.875
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 3 : 針原修「流木の鳥」W 21cm  H 18.5cm ¥9.450
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 4 : 針原修「流木の鳥」W 23cm  H 19cm ¥9.450
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 5 : 針原修「流木の鳥」W 21cm  H 19.5cm ¥9.975
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 6 : 針原修「流木の鳥」W 18.5cm  H 19.5cm ¥9.975
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 7 : 針原修「流木の鳥」W 20cm  H 19.5cm ¥11.550
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 8 : 針原修「流木の鳥」W 19cm  H 24cm ¥11.550
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 9 : 針原修「流木の鳥」W 24cm  H 23cm ¥11.550
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| 23:00 |
THE TOKYO ART BOOK FAIR
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クラシコ閉店後にTHE TOKYO ART BOOK FAIR 2010のオープニングパーティに行ってきました。会場は人人人。大盛況ですねぇ。

クラシコ・ブログではすでにお馴染みの浅草在住のライター・加藤兄ィこと加藤孝司さんからTHE TOKYO ART BOOK FAIR 2010 オープニングパーティーのインビテーションをいただいたので、クラシコ閉店後に会場となっている3331 Arts Chiyodaに行ってきました。会場は外まで人があふれ、熱気もムンムン。まずは加藤兄ィが居るブースへ。さっそく楽しみにしていた加藤兄ィのZINE2種と加藤兄ィの仲間で作っているZINEを購入(下、1枚目写真)。左のZINEはFORM_Story of designとして活動している加藤兄ィがオランダ・デザインについて1冊にまとめたもの。真ん中のZINEは Journal [FORM_Story of design]としての活動をまとめたもの。右は加藤兄ィが仲間と製作したオランダ・デザインについてまとめたZINEです。下、2枚目の写真は会場で会った井上庸子さんのZINE。井上さんは大活躍中のグラフィック・デザイナー。僕が以前勤めていたショップに度々ご来店いただき、お買い物いただいたりしていました。箱入りの素敵なZINEを3種類販売していましたが、僕が縁を感じた「AN ICE LOLLY STICK」というZINEを購入。下、3枚目の写真はいつもお世話になっている雑誌HUgEのブースで購入。左側が楽しみにしていたHUGE × NievesのZINE。HUgEブースでは雑誌HUgEも販売中。発売されたばかりのHUgE最新号「絵描きたちよ、本気出しているか? PAINTedHEROES」も購入。Nievesについても詳しく紹介されています。後でゆっくり楽しもうっと...。本が売れない...とか出版不況...とか言われていますが、THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010 はART BOOKに関わる様々な人達の熱気で盛り上がっていますよぉ~。みなさんも是非っ!

THE TOKYO ART BOOK FAIR 2010 Date : July 30th (Fri) ー August 1st (Sun) Time : 13:00 - 21:00 Place : 3331 Arts Chiyoda

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| 23:00 |
jujudhau half sleeve shirts
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jujudhauのhalf sleeve shirts。夏が来るまで大切に取って置いた至極の1枚。でもこの良さ、分っかるかなぁ〜? 分かって欲しいっ!

jujudhau(ズーズーダウ)はとびきり美味しいネパールのヨーグルト。ネパールの古都パクタプルでネワール族の人々が代々作り続けてきた少し手の込んだ濃厚な味のヨーグルトで、「ヨーグルトの王様」と呼ばれています。大阪にある会社STYLE CRAFTの新ブランドjujudhauも、日々の営みにとけ込んで末永く愛される「ヨーグルトの王様」の様に、美味しく濃厚で味わいのあるものづくりを続けていこうという思いから、今年の春からスタートしました。STYLE CRAFTの南埜さんとは僕が以前に勤めていたショップで出会いました。僕が独立してクラシコを初めてしばらく経った頃にご夫妻でご来店いただき、お話しする機会がありました。以前からバッグを中心としたものづくりをされていることは知っていましたが、ネパールで作った洋服も展開されていると知り興味を持っていました。昨年の春夏の展示会の際に拝見させていただき、ますます興味は深まりましたが、展開には至らず。この度、jujudhauとして再スタートする機会にクラシコでも展開を始めることになりました。まだまだコレクションの中の一部の商品しか展開することはできませんが、大切にお取り扱いをしていきたいと思っています。今後の展開も楽しみにしていてくださいねぇ...。
jujudhauの服たちは、ある時は糸から、またある時は部族の衣装から、ネパールの人々の生活様式や慣習に根ざした素材から生まれています。服づくりに使用するほとんどの生地は動力を使わない手機織りによるもの。ボタンは動物の骨や角をひとつひとつ手で削り出して作られています。不揃いでおおらかな生地やボタンなどの素材からは、人々が昔から脈々と続けてきた生活に根ざした本来のものづくりの豊かさが感じられます。水力発電に頼るネパールでは、雨の多い夏の時期でも一日に4時間も停電します(乾期の冬には12時間も停電するのです)。その度に作業は中断するため、沢山のものは作ることはできません。必ずしも恵まれた製作環境とは言えない中でのスローなものづくりだからこそ、存在感のある力強い素材が生み出されています。jujudhauの服たちは、すべてSTYLE CRAFTが企画しています。その時々に出会いの中で、美しい、面白い、楽しいと感じた気持ちやものから生み出されています。シンプルで飽きのこないデザインとネパールのものづくりから生まれるおおらかで何処かユーモラスな雰囲気がとても魅力的なのです。

half sleeve shirts(ハーフスリーブ・シャツ)はユニセックスのシャツ。同じデザインで無地のリネンなどをセレクトすることはできたのですが、圧倒的な存在感を放っているこのプリント生地の魅力に惹き付けられて、この生地だけで展開することにしました。ネパールの伝統的な織り物であるダッカ。そのたくさんの伝統的な織り柄の中から選び抜いた織り柄を、ネパール製のざっくりとしたコットン素材にプリントしたのが、このjujudhauオリジナルのファブリックなのです。シャツの型はとってもシンプル。衿は小さめで台襟も低め。裾はスクエアなカットで、サイドに少しだけスリットが入っています。胸ポケットはひとつ。切りポケットで内袋を外側から縫製して留めています。印象としてはアロハっぽい感じかなぁ。実際に着てみるととってもバランスがいいのが分かります。そして着てみて分かるのは...何よりもこのシャツの素晴らしさ。みなさんは、「えぇ〜、うっそぉ〜。」って思うかもしれないけどねぇ。着てない時には部屋にディスプレイして飾って置きたいくらい繪になる1枚。僕の気持ちが分かってくれるお客さんが1人でも居たら嬉しぃなぁ。僕はマジでこのシャツを着たいっす。でも僕じゃ~このシャツに負けちゃうかなぁ。このシャツが似合う男に成りたい!

jujudhau half sleeve shirts cotton dakka ¥13.650 1 color size : S / M / L  cotton 100% Made in Nepal.

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| 23:00 |
blog up ! ~ 20100726
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2010.07.26 クラシコ・ブログ POST O'ALLS Cruzer Shorts 2 ブログ・アップしなおしました。是非、ご覧くださいねぇ~。
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針原修「流木の鳥」プレヴュー
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今日はクラシコ出勤前に針原修デザイン室へ立ち寄り、ひと仕事。「流木の鳥」を9羽選びました。近日入荷予定。お楽しみにぃ~。
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2010.07.27
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今日は火曜日・店休日。午前中はのんびりまったり。クラシコにちょっこし立ち寄ったあと、清澄白河へ...。ヨーガンレール本社にてババクーリの展示会でした。あらかじめ営業担当の竹村さんにお願いしていたので、今日は念願のヨーガンレールの食堂で昼食を食べることができました。ちょっと緊張...。SOURCE杉山さんからのご紹介で以前に知り合っていた旭川Lessショップオーナー浜辺さんもちょうど来ていたので、ふたりで一緒にご飯を食べました。新鮮な食材を使った彩り鮮やかな大皿料理が沢山並ぶ中から自分で食べたいものを選んで盛り付けしていくバイキング形式になっていました。玄米ご飯、ピクルス数種、ピッザ、タコス、南瓜の冷製スープなど...自然素材のみを使用した身体に優しいお料理の数々。向こう側ではヨーガンレールさんがスタッフの方々と楽しそうに食事をしていました。こちらも浜辺さんとあれこれお話ししながらの食事を楽しみました。次回の展示会の際にもおじゃましたいなぁ...。
大満足の食事の後には展示会に戻り、新商品などもチェック。幾つかオーダーしてきました。入荷したらまたご紹介いたしますねッ。
青山に移動して、POST O'ALLSの展示会へ。来年の春夏に向けての最初の展示会です。もう来年のことを考え始めなくっちゃなぁ。
表参道から地下鉄に乗ってウトウト...。あっという間に終点の押上に到着。そこで京成線に乗り換えて向かったのは初めての地、そして念願の立石。以前にご紹介した北千住ナイトの時に交わした「次は立石で飲みましょう!」という約束がいよいよ実現の時です。18:30、典型プロジェクトの中心となっている松田さんと駅前の踏切で待ち合わせ。そしていよいよ踏切の向こう側に現われた松田さんは5人の方々とご一緒でした。すでに1時間程前から飲み始めていたそうです。松田さん以外の4人の方々とは初対面だったのでみなさんと挨拶。でも3人の方々はもう飲めない状態らしく、残念ながら帰ってしまいました。結局典型の中心メンバーである松田朋春さん、則武弥さん、真喜志奈美さんに僕を加えた4人で立石ナイトがスタート! 1軒目はすでにみなさんが17:30頃に行っていた栄寿司。立石デビューとなる僕のためにわざわざ戻って飲みなおしていただいたんです。くぅ〜泣けますっ。栄寿司は細長いカウンターのみの立ち飲みタイプのお寿司屋さん。椅子もなければ箸もない、でも安くて美味い。寿司ネタは新鮮で大きく、「このお値段でこの美味さかよ〜!」って、吃驚しちゃいますよ。でもこういうお店で長居は禁物。サクッと食べて次の店へ。次はモツ焼きのお店ミツワ。店内は一杯だったので、店先に椅子を並べて外で食べました。モツ、ホルモン系の串焼きにモツ煮込み豆腐など。みなさん、僕が合流する前にけっこう食べていた様で、ミツワで注文したお料理は僕がほとんど食べていました。立石の飲み屋は閉店が早いらしく、いつの間にか周りのお店はどんどん閉まっていきました。21:30頃になって、スパイラル・レコーズの山上さんが立石に到着。みんなで迎えに行って合流。下の写真はまだ営業している飲み屋を求めてウロウロしている写真です。すでにシャッターが閉まっているお店が多かったです。そして、とある居酒屋へ。(もうこの頃になると。記憶もあやふやで、店名も覚えてないんすよぅ...)ほぼ満席状態でしたが、おかみさんの計らいで何とかいい席を確保できました。ここからは焼そば、ニラ玉など、居酒屋メニューの登場。繁盛しているだけあって、なかなか美味しかったですよ。しかも格安!1軒1軒長居しなかったということもありますが、各お店ひとり千円程度の勘定で納まりました。さっすが〜立石。気が付けば23:00過ぎといい時間になっていて、お開きとなりました。楽しい1日だったぁ。

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| 23:00 |
POST O'ALLS Cruzer Short2
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残念ながら自分じゃ~着れないですが、僕のお気に入りのブラウスです。ALDINではこんな素敵なブラウスも作っているんですよぉ。

POST O'ALLS(ポスト・オーバーオール)は、大淵 毅氏により1993年に設立されました。ワークウェアを中心としたアメリカ衣料に対する深い造詣と、独自の論理と感性を以って、現代のファッション・アイテムとして創造されているブランドです。同ブランドの生産に必要なヴィンテージのミシンや設備を揃えるのにも都合が良かったこともあり、ニューヨークで始まりました。1910年から1940年代のアメリカのワークウェアが主なテーマとデザインソースになっています。当時そのままの手間を掛けた縫製使用や機械にこだわり、インダストリアルなラフさなども含めた特徴を現代に蘇らせています。数多あるレプリカブランドと異なるのは、単に古着のコピーに終わるのではなく、製品のデザインひとつひとつにオリジナリティを取り入れているということであり、何よりもMade in U.S.A.であることでしょう。失われつつあるMade in U.S.A.のワークウェアの将来を担うブランドのひとつであると思っています。
昨年の春夏に展開していたPOST O'ALLSのCruzer Shorts。自分でも購入したのですが、昨年の夏は大活躍しました。ネイビーのショーツが2本写っている写真の左側が僕の私物です。元は同じ色だったのですが、かなり色褪せましたねぇ~。今年の夏も大活躍中です。大まかにはシンプルなショーツ。Cruzerシリーズ独特な(両股部分の)非対称なポケットが何といっても魅力。比較的細めなシルエットですっきりしています。素材はコットンツィル。目が詰まった素材なので薄くてもしっかりしていて丈夫です。最初は光沢があって上品な感じですが、洗い込むうちに色褪せてマットな素材感に変わってきます。いい素材程、年月が経つごとにいい味わいが出て来るものなんですよねぇ。POST O'ALLSだからさすがにいいお値段ですが、それだけの満足感を味わえることは間違い無し。みなさんにもこのショーツの素晴らしさを味わっていただきたいなぁ。まずはご来店いただき、ご試着してみてください。待ってま〜す。

POST O'ALLS Cruzer Shirts2 Twill ¥23.940 Color : Beige XS / S / M Navy : XS / S / M  Ctton 100% Made in U.S.A. 

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| 16:00 |
ALDIN Square Neck Blouse
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残念ながら自分じゃ~着れないですが、僕のお気に入りのブラウスです。ALDINではこんな素敵なブラウスも作っているんですよぉ。

ALDINは、富士山の麓の街・山梨県富士吉田市にて作られています。この街に生まれ育ったしむら祐次さん・とくさんが出会って結婚した後に、リネン製品を作り始めました。富士吉田市はもともと繊維産業で栄えた街で、とくさんの実家も代々生地を織り製品を作る会社を営んでいました。ネクタイを作って営業して廻ったりする中、限界を感じ始めていた頃、フランス旅行中にとくさんが1枚の古いキッチンクロスと出会いました。何度も洗われて目の詰まった、強くてしなやかな繊維、シルクにも負けない楚々とした光沢、新しいものにはない独特な風合い。「この生地と同じものをうちの機械で織れないだろうか。100年経って古びてもなお美しい、そんな生地を自分でも作りたい。」という思いから、持ち帰ったクロスを分析し、繊維の組織や、織り方を徹底的に研究し、理想の生地作りを追求する日々を重ねていきました。1年後、とくさんのお兄さんの会社からキッチンまわりのリネンを中心としたALDINがデビューし、その2年後には、祐次さんととくさん・2人のブランド R & D.M.Co-が生まれました(クラシコではR & D.M.Co-も取り扱いを始めています)。ALDINとR & D.M.Co-については「ku:nel」 vol.26 2007.7.1に詳しく掲載されています。「思わず触ってみたくなるうわさのリネンはメイド・イン・富士吉田。」と題して、ブランドの成り立ちから、もの作りへのこだわりなど、素晴らしいストーリーが綴られています。クラシコのお客様の中でも、ALDINやR & D.M.Co-についてはご存知なくても、このページに付いては覚えているという方がとても多い様です。「天然生活」vol.54 JUL.2009でも、「定番の生まれる場所 リネンのキッチンクロスものがたり」と題して、ALDINとALDINを営む会社についてご紹介されています。2冊共にクラシコの店頭にてご覧いただくことができます。
ALDINの製品は、リネン生地の企画・製織から裁断・縫製及び刺繍まで全て自社で行なわれています。生地は昔ながらの織機で織り、スタッフが1枚ずつ布目や柄合せをチェックしながら裁断しています。ALDINのもの作りには、心を込めて丁寧なもの作りをしていこうというコンセプトが貫かれています。ALDINに使用しているリネン糸は、フランスとベルギー産のフラックス(麻麻)をイタリアで紡績したものです。このSquuare Neck Blouseもそのリネン糸だけで織られたオリジナルの生地で作られています。文字通りネック部分が前後共にスクエアなデザインになっているのが特徴で、女性の首元を美しく見せてくれます。身頃は比較的ゆったりと、肩から袖にかけてはやや細めにデザインされています。ウェスト高めの位置に切り替えが作られているので、脚が長くスタイルよく見えると思います。後は背中から裾まで包みボタンで留めるデザイン。同じ包みボタンは袖にも付いており、アクセントとなっています。クラシカルでフェミニンな雰囲気がALDINらしくて、僕のお気に入りの1着なんですよ。だから、「ナチュリラのshop案内」クラシコのページでも大きな写真でご紹介いただきました。男の僕は残念ながら着れないけど...みなさんには着ていただきたいなぁ。是非是非。

ALDIN Square Neck Blouse ¥23.100 Color : Natural 、Black  Size : F Linen 100% Made in Japan. 

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P.S. ALDINの商品は店頭販売のみとさせていただきます。通信販売は行なっておりませんので、ご了解ください。
| 16:00 |
ナチュリラの shop 案内
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こうしてご掲載いただけたことが、とってもとっても嬉しくなる...そんな素敵な1冊「ナチュリラの (通いたくなる) shop案内」です。

ナチュリラ」は以前から気になっていた雑誌でした。本屋さんで見つけると立ち読みしたり、気に入ると購入したり。男の僕には女性誌の細かな違いを見分けるのは難しく、どこがどうほかの雑誌と違うのかは分からないのですが、気になっていました。おかげ様でほかの雑誌にはこれまで数々ご掲載いただいてきましたが、「ナチュリラ」にはお声を掛けていただいたことはなく、それは僕が気になっていた理由のひとつだったのかもしれません。だから今回の「ナチュリラの通いたくなるshop案内」にお声掛けいただいたことは、とっても嬉しいことでした。編集長の梅田さん自ら今回の取材の説明と打ち合わせのためにご来店いただきました。ライターのおおいしさんも別の日にご来店いただきお話をすることができました。撮影・取材の際にもライターのおおいしさん & カメラマンの加藤さんと共に梅田さんもご来店いただき、嫌な顔をせずにお待ちいただきました。実際に取材・撮影もアットホームな感じでとても心地いい空気感の中で時間が過ぎて行きました。とっても楽しいひとときでした。この誌面「取材スタッフのお買い物」というページでもご紹介されている様に、みなさんにはお買い物までしていただきました。気持ちが通じ合い、現場の一体感が感じられた幸せな撮影・取材でした。そんな空気感が実際に届いた誌面から感じられ、また幸せな心地に包まれました。僕がなぜだか「ナチュリラ」が気になっていたのは、こういう空気感を感じ取っていたからなのかも知れません。とっても素晴らしい文章でクラシコをご紹介いただいているのですが、実際に全てのお客様にその様に対応できている訳ではなく、心苦しい思いで一杯です。頼りになるセレクトショップのひとつとしてご紹介いただいたからには、その名に恥じない仕事を日々心掛けて行こうと思います。クラシコの見開きページには、寄り道スポットとして谷中の人気店・旅ベーグルをご紹介いただきました。営業日・営業時間に多少のズレはありますが、是非クラシコにご来店の際には旅ベーグルにもお立ち寄りくださいね。お薦めです!「少量生産の小さなブランド」というページには旅ベーグルの並びにあるセミオーダーのシャツのおみせ dou dou、僕が長年お世話になっているOriginal Shoes and Sandals nakamura、それからクラシコで毎年秋に展示会を開いているCANVAS & CLOTHも掲載されているんですよ(7/26~8/1、アトリエにて展示会を開催予定です!)。みんな見えない糸で繋がっているんでしょうねぇ。今回お世話になりました「ナチュリラ」編集長の梅田 良子さん、ライターのおおいし れいこさん、カメラマンの加藤 新作さんには感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。8月某日にもみなさんに再開することができそうで、今からとっても楽しみにしています。今後共、是非是非! よろしくお願いいたしま~す。

ナチュリラ別冊 ナチュリラの通いたくなる shop 案内 首都圏版 ¥980 主婦と生活社より好評発売中。頼りになる1冊です!

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