Entry


Comment


Archives


Category


Search


Link

HANABI


 過ぎ行く夏を惜しんで、久し振りに楽しみました! HA・NA・BI 。

 いつの頃からだろうか? 僕にとって「花火は見るもの」であって、「楽しむもの」ではなくなっていました。横浜、鎌倉、荒川など、住んでいた地域の花火大会はそれぞれ見に行っていましたが、実際に自分で花火を楽しむことは子供の頃以来ありませんでした。
 先日の店休日の夜、夕飯を済ませてひと休みした後に、バケツと蚊取り線香、キンカン、敷物、マッチ、そして花火を持って荒川の河原に行きました。僕が予定していた場所には残念ながら先客が居たので、川の際まで近づいて芝生に敷物を敷いて準備をしました。川沿いは気持ちのいい風が吹いていたのですが、そのおかげで灯したマッチの火はすぐに消えてしまいます。持って来たバケツを立てて風を遮りながら何とか点火して、ようやく花火ができました。いちいち点火をしているとたいへんだったので、花火から花火へ火を受け渡しながら、どんどん進んで行きました。子供用の花火セットだったのか派手な花火はありませんでしたが、暗がりの中美しく映えていました。そして最後の線香花火。せっかく灯った火の玉も風で落ちてしまって、あっけなく終わってしまいました。そう言えば、旅ベーグルのブログ hibi no awa でも線香花火を楽しむ様子が紹介されていたっけ。旅ベーグルのはこだわりの線香花火、僕のはコンビニで売れ残っていた詰め合わせの「花火まつり」。あっという間に終わってしまいましたが、思い出深い素敵なひとときを楽しむことができました。もう何年もひとりで過ごす夏が続いていて、それが僕にとっては当たり前になっていました。花火を楽しむ機会がなかったのも、寂しい夏を過ごしていたからかもしれません。でも、今年の夏は違いました。そして、来年も再来年も夏が来る度にきっと花火を楽しむことでしょう。

 花火を終えて河原からの帰り道、Tシャツに短パンの僕には吹く風がやけに涼しく、秋の気配が色濃く感じられました。
| 23:00 |
古道具 Negla


 僕たちの街・谷根千にまた素敵なお店が生まれました!古道具Negla(ネグラ)です。

 昨年の初春から春にかけて、谷中には旅ベーグルdou douMais、千駄木にはC.A.G.と、新たなお店が続々と生まれました。今ではどのお店も人気店として定着しています。そして、ここ1〜2ヶ月の間に再び谷根千に続々とお店ができている様です。ますます谷根千散策が楽しくなりますね。詳しくは、山田兄ィの一番早い谷根千情報をチェックしてみて下さい。(古道具Neglaはすでに3回も紹介されていますよ、さすが!)
 古道具Neglaは8月上旬にオープンしました。店主の鍛冶紀子さんは、ウェブ・デザイナーとして活動する傍ら国分寺の古道具ニコニコ堂にお勤めしていました。古道具Neglaをオープンしてからも、お店を営む傍らウェブ・デザイナーとしても活動しています。鍛治さんらしく、肩に力が入っていない緩やかな空気感が心地よく感じられるお店です。オープンもひっそりと力まずに。オープンしてから、日々ひとつひとつ加えながらお店として成長を続けている様です。
 鍛治さんとは、昨年の秋にC.A.G.の内山さんを通じて知り合いました。浅草や谷根千で飲み会がある度に、お住いのある西荻から旦那様の春日井クンと共に駆けつけてくれました。今では僕たちの飲み仲間です。だから、鍛治さんがお店を始めることが決まった時には、みんなでお祝いをしました。
 古道具Neglaが扱う古道具は主に昭和の頃の日本のもの。比較的買いやすくて、日常生活に取り入れやすいものが多いです。写真に写っている器や道具以外に家具も販売しています。部分的にクラシコと重なる商品もありますが、お互いに刺激し合って成長していけたらいいなと思っています。素敵なお店が増えていくことで、少しでも多くのお客様が谷根千を訪れていただければ嬉しいです。

 古道具Neglaは、今のところ不定休となっています。最近できた古道具Neglaのホームページにお店の休日が書いてあるので、確認してからうかがってみて下さい(営業時間も念のためホームページでご確認下さい)。

 P.S. 8/29 Negla Blogが始まりました。こちらをご覧下さい(8/30)

 古道具 Negla 〒113-0022 文京区千駄木2-39-5 富士マンション102号 tel 050-3417-3766 営業時間 13:00 ~ 19:00 不定休


| 23:00 |
JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt


 お待ち遠様でした。JABEZ CLIFF のベルトが入荷してまいりました!

 JABEZ CLIFF(ジャベツ・クリフ)のベルトが約4ヶ月振りに入荷してまいりました。過去4回もクラシコ・ブログにてご紹介しておりますので、以前からご覧いただいている皆様には、すでにお馴染みですよね。詳しくは前回のクラシコ・ブログ2009.03.27 JABEZ CLIFF Sirrup Leather Beltをご覧下さい。今回は5回目のご紹介ということもあって、ちょっと趣向を変えてみましたよ。

 ここしばらくは、全国的に晴天が続きそうです。西日本ではようやく夏らしい天候となり、遅い夏を満喫している頃でしょう。東京は、朝晩はだいぶ涼しくなり秋の気配も感じられる様になりました。過ぎ行く夏を名残惜しんで、クラシコで展開中のショート・パンツとJABEZ CLIFFのベルトをコーディネートしてご紹介いたします("夏はショーツ派"の僕は、まだまだしばらくはショーツで過ごす予定です)。

 上の写真はPOST O'ALLS(ポスト・オーバーオール)のクルーザー・ショーツです。クルーザー・シリーズは、アシンメトリーなポケット・デザインが特徴的なポストの人気シリーズです。すっきりとした細めのシルエットなので、シャープな雰囲気でコーディネートを楽しむことができます。素材は濃紺のコットン・ツイル生地を使用し、敢えて白いカンヌキを効かせています。僕も愛用していますが、シャツでもTシャツでも合わせやすくて大活躍しています。JABEZ CLIFF のBlackを合わせて、よりシャープな印象となっていますね。
 真ん中の写真はYarmo(ヤーモ)のショーツです。ギンガム・チェックに似たクック・ブルー・チェック柄の薄手コットン生地を使用したカジュアル感の強いショーツです。JABEZ CLIFF のTanを合わせて、軽快で爽やかなコーディネートを楽しみましょう。(Yarmoは、1898年にイギリスのグレートヤーモスにて創業したYaromouth Store Ltd.のオリジナル・ブランドで、インダストリアル・ワークウェアとマリン・ウェアを中心としています。全て自社工場にて生産している為にコストパフォーマンスも高く、日本でも近年人気が高まっています。)
 下の写真はnisica(ニシカ)のショーツです。薄手リネン・コットンのグレン・チェック素材を使用しており、程よくゆったりめのシルエットで大人っぽいコーディネートが楽しめます。上品なチェックなので Tシャツ1枚合わせただけでもだらし無くならず、重宝しています。JABEZ CLIFFのDk.Brownを合わせて、シックに決めたいですね。

 前回入荷時にはDark Tanという色を展開しておりましたが、今回はクラシコの定番色Tan(ヌメ革)に戻しています。サイズについては、初めて36インチが入荷! これまではご購入いただけなかったお客様にもご愛用いただける様になりました。3色共に30・32・34・36の4サイズ全て入荷いたしましたが、ご予約分を優先的に対応しておりますので、すでに完売しているカラー・サイズもあります。下の商品説明に記載しているサイズのみ在庫があります。JABEZ CLIFFのベルト、各ショーツ共に在庫は少量となっています。気になる方は、メールまたはお電話にて、お問い合わせしてみてください。お待ちしてま〜す!
 
 
 上の写真より 
 JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 Black 30 / 34 / 36 inches
 POST O'ALLS Cruzer Shorts 2 Twill ¥23.940 Navy S / M
 
 JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 Tan 30 / 32 / 36 inches
 Yarmo Shorts Cook Blue Check ¥11.650 Blue 44 / 46 / 48

 JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 Dk Brown 30 / 34 / 36 inches
 nisica Short Pants Glen Check ¥13.650 Grey 1 / 2



| 22:30 |
special summer holiday !


 今年は初めて夏休みをいただきました。短いながらも最高の夏休みでした。

 8/11(火)の店休日に付け加えて8/12(水)1日だけ夏休みをいただき、連休をとりました。せっかくの連休だから何処かに行こうかとも思いましたが、miyaっちが東京に遊びにきてくれることになったので、ふたりで短い夏休みをのんびり過ごしました。しばらく行けていなかった場所、気になっていて行ってみたかったショップ、店休日が重なっているために行くことができなかったショップなどを、miyaっちへの東京案内も兼ねて廻りました。台風の到来も予想されていましたが、天気にも恵まれて素敵な2日間となりました。
 まずは、8/11(火)日本橋にある老舗ブラシ店 江戸屋にうかがいました。クラシコ・ブログでもご紹介した様に白木屋伝兵衛を通じて、江戸屋の歯ブラシを仕入れをしており、今ではクラシコ1番人気の商品となっています。今回はご挨拶も兼ねてうかがいました(自宅用にお風呂掃除セットを購入)。その後、渋谷へ移動し、軽めの昼食を済ませた後は、祖師谷大蔵行きの東急バスに乗りオークラランド前で下車。二子玉川の人気店KOHOROから独立した恵藤文さんのお店夏椿へ。住宅街に入った角地に建つ一軒家を改装した素敵なお店でした。庭園を囲んで畳敷きの和室が配置されており、それぞれの部屋には作家さんや民藝窯の器・籠や草履・巻き物などがセンスよくディスプレイされています。天気がよかったこともあり、全ての部屋が開け放たれていて、心地よい風が通り抜けていました(僕もmiyaっちもそれぞれ作家さんの器を購入)。恵藤さんから紹介され、近くのビルの2階にあるアンティーク グラムへ。男っぽいインダストリアル系のアンティークや古道具が所狭しと飾られていて、宝探しをする様にモノ選びを楽しむことができます(古いトレイを購入)。夕方、ふたりでクラシコに立ち寄り、雑用を済ませてから家路につきました。
 8/12(水)お昼前に青山に到着。cafe Maduにてランチを済ませた後、ARTS & SCIENCEへ。外は夏らしい気持ちのいい暑さでしたが、A & S の中はすでに秋冬物が並んでいました。ARTS & SCIENCE MENSも見た後には、火曜休み同士で行けなかったお店のひとつ、東青山へ。クラシコもお世話になっている東屋さんのお店です。クラシコでもお取り扱いしている立花文穂「プロ・ノート」や中川正七商店「ふきん」は勿論のこと、日本文化を見つめなおした様々な工芸品やプロダクツがシンプルにさりげなく陳列されています(東青山2周年を記念して作られた立花文穂デザインの手拭いを購入)。表参道から渋谷を経由して井の頭線に乗り駒場東大前で下車。目指すは日本民藝館。クラシコを始める数年前からクラシコにて「民藝」誌を取り扱いしていた頃までは、たびたび訪れていた日本民藝館でしたが、最近は足が遠ざかっていました。今回は「西洋家具の美」という展示期間中(〜8/16)という事で、久し振りに訪れました。以前から日本民藝館にて使用している西洋家具に憧れていたので、今回の展示は是非見てみたかったのです。17~18世紀のウインザーチェアや飾り棚(イギリス)、テーブル(スペイン)など、クラシコで什器として使用できたらどんなに素敵だろうと思ってしまいます。家具と同時代に作られたスリップウェアやデルフトタイルなども合わせて展示されています。ほかの展示室でもバーナード・リーチの器や掛け軸、李朝や古伊万里の器、沖縄の織り物、アイヌ諸工藝品など、常設展示も充実していました。運良く第2水曜日だったので、西館(旧柳宗悦邸)も久し振りに見ることが出来ました。上の写真は日本民藝館の写真。爽やかな晴天の空にクラシックな建物が映えて美しいです。
 再び井の頭線に乗って吉祥寺へ。火曜休み同士で行けなかったお店のもうひとつ、Roundaboutへ。昭和を感じさせる建物が保つ独特な雰囲気が魅力的なお店です。昔の遊技場の様ながらんとしたスペースに、さりげなく・センスよく様々なモノたちが配置され、楽しみながらお買い物をすることができます(スイス郵便局用の古い布袋を購入)。このお店が、人気な理由が分かる様な気がしました。Roundaboutの系列店OutboundやCINQ plusなどを見て回り、18:00を過ぎた頃に日本酒と料理・横尾へ。素材の良さを活かしたシンプルな料理を満喫しみました。お腹も満足した後には北千住へ戻り、miyaっちが群馬に帰るのを見送りました。そして、僕とmiyaっちの短い夏休みは終わりました。

 とても短い夏休み。特に何処かに旅をした訳でも、特別な体験をした訳でもないけど、僕にとっては最高の夏休みでした。一生忘れることのない夏休みとなるでしょう。ふたりの笑顔がいっぱいのとても楽しいひとときでした。そして、こんな楽しいひとときが、近い将来ずっとずっと永遠に続く日常になることでしょう。それは、今僕が一番大切にしたいことです。こんな素敵な夏休みを一緒に過ごしてくれたmiyaっちには、感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとう。これからも、ずっとずっとヨロシクね。
| 23:00 |
summer holiday


 夏休みのお知らせです。

 今年は初めて夏休みをいただきます。
 
 夏休み 〜 8/12(水)


 店休日の火曜日と合わせて8/11(火)・8/12(水)連休となります。

 ちょっとだけのんびりさせて下さい。
| 12:00 |
The 3rd Anniversary of classico !

  
 本日、クラシコがオープンから3周年を迎えました。わぁ〜い、わぁ〜い!

 2006年8月8日にクラシコがオープンして今日で3年になりました。振り返るとあっという間の3年間でした。ほぼ毎日、休むこと無く走り続けてきました。走り続ける間に、少しずつ呼吸ができる様になってきたのかな〜って思います。でも、昨日のブログにも書いた様にクラシコはまだまだヒヨコです。これから成長を続けていきますよ! 
 写真に写っているのは、オープンして以来、クラシコの入り口でお客様を迎え続けてくれた蹲い(つくばい)です。営業日のオープン直前には、この蹲いにじょうろで水をたっぷりかけるのが日課です。表面張力で水がピンと浮かび上がっている状態が理想なのですが、この蹲いは吸収がいいのかすぐに水が減ってしまいます。気が付いた時や時間がある時には1日に何度も水をかけています。この3年間、水を含んだ状態を続けてきたことにより、苔むしてかなりの味わいが感じられる様になってきました。Anniversary!というおめでたい言葉には結びつきにくい程地味な存在なのですが、今日のブログに寄せる写真について考えていた時に、ふと浮かんだものがこの蹲いでした。僕がクラシコで過ごした3年という月日を象徴するもののひとつだと思います。これからも、10年・20年と僕はこの蹲いに水をかけ続けることでしょう。そして、この蹲いとクラシコがどんな風に味わいを増し、成長していくのだろうか、誰よりも僕自身が一番楽しみにしています。

 P.S. これまで3年間クラシコを支えていただいた顧客さま、仕入れ先の方々、スタイリスト・ライター・編集の方々、友人や仲間たち、そして家族、皆々様には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。これからも温かい目で(そして時には厳しい目で)クラシコを見守っていただけたら幸いです。今後共よろしくお願いいたします。
| 23:00 |
FIGARO 8/20 2009 No.393 
 
 FIGARO japon 8/20 2009 No.393 スタイリスト作原文子さんが担当するページにて、商品掲載をしていただきました!

 今回のFIGAROは、「いま世界のためにできること。」と題して、私たちなりに始められる社会貢献について考えた特集号になっています。特集は"Save the Children"、"Fair Trade"、"Eco Shift"という3つのテーマで構成されており、様々な記事・レポートが掲載されています。今回、商品をご紹介いただいたページは、"Eco Shift ~ 地球の声を聞くと、自分の何かが変わりませんか? "というテーマの中、スタイリスト作原文子さんがスタイリングを担当したページになります。「地球も私もうれしい、チャーミングなエコ雑貨大集合。〜きっかけは可愛いから、でもいいんです。環境への意識を変える最初の一歩はここから。リサイクルやオーガニックにこだわったベストアイテムたち。」下の写真の様に、作原さんらしい素敵なスタイリングとなっています。右の写真はリサイクル・リプロダクトされた作品や雑貨をコーディネートしたグリーンな空間。セピア・カラーに植物のグリーン、フレームのブルーが効いていて、センスの良さが溢れています。穏やかで澄み切った空気感が伝わってきます。針原修の「流木の鳥」ベイリーズのキャンドルの2点がこの空間の中活かされています。左の写真は、白や生成りだけで構成されたナチュラルカラーの空間です。こちらもリサイクル・リプロダクトされた家具や雑貨を中心にコーディネートされています。niki totoのオーガニック・カディタオルは、リサイクルな商品というわけではありませんが、この空間にとても調和しています。同じ写真には、建築現場の防災シートを再利用したSyuRoのバックもご紹介されています。こんな空間だったらストレスなく心地よく暮らせるでしょうね。

 クラシコがオープンしてから3年になります。オーガニック・コットンを使ったTシャツやタオル、石鹸洗剤など、自然に優しく心地いい商品を少しずつ増やしてきました。針原修「流木の鳥」やHazel Olsenのウインド・チャイムなど、海岸で拾い集めた漂流物を活用して作られた作品を定番的にお取り扱いしています。アフリカや中南米の貧しい国の工芸品やクラフトも徐々に展開を広げています。でも、クラシコはまだまだヒヨコ。こういう特集を見ると、まだまだだな〜って思います。世界は広いし、頑張っている人はたくさん居るんだって、いい刺激になります。これからのクラシコの在り方を考えていく、ひとつのきっかけになることでしょう。

 P.S. 作原文子さんには、先日のan anに続き、大変お世話になりました。感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。


 FIGARO japon 8/20 2009 No.393 「いま世界のためにできること。」特別定価 550yen 発売中です!


| 23:00 |
デザインの現場 vol.26 no.166


  デザインの現場 vol.26 no.166「東京デザインガイド」にご掲載いただきました。

 「デザインの現場」は、美術出版社から隔月で出版されている主にデザイナーやクリエイターの方々がターゲットになっている雑誌です。一般の方々にはあまり馴染みのない雑誌かも知れませんが、今回の特集「東京デザインガイド」は、幅広い方々にも楽しめる内容となっています。「東京デザインガイド」の冒頭には、この様な文章が添えられています。「次々に生まれる最新のデザインスポットから時代を超えて愛されてきた名デザインまで、東京の街を『デザイン』の視点で歩いてみると、新しさと古さが合わさった独特の風景が見えてくる。見る、買う、食べる、泊まる....楽しみ方は人それぞれ。マップを片手に、個性あふれる13エリアを巡り東京を最発見しよう。」
 クラシコは、上野エリアのページでご紹介いただきました。上野エリアでは、東京国立博物館、東京藝術大学美術館、国立西洋美術館など、美術館の紹介が中心となっています。そんな中に混じってアートディレクターの関宙明さんのデザイン事務所ユニバーサル・レタープレスもご紹介されています。そして、「手仕事を中心としたクリエイターがショップや工房を構える『谷根千』エリアもまわってみたい。」ということで、下の写真の様に「のんびり谷根千散歩」のページが設けてあり、その中でクラシコをご紹介いただきました。ほかにも、谷根千界隈では愛用者も多いセミオーダーの靴屋さん靴製造nakamura、優しく丁寧な仕事ぶりが信頼を集めるいろはに木工所、小さくて可愛いお店で味わいのあるお財布を作り続けるLeprotto、谷根千でもっとも注目を集めるデザイナー・内山グリさんのお店 C.A.G.、お洒落な女性から絶大な人気を集めるオーダーメイド・シューズのそのみつ、谷根千の古本文化の中心 古書ほうろうなどが掲載されています。
 綴じ込み付録として、東京デザイン持ち歩きMAPも付いています。MAPの横には各スポットの情報や紹介文もついており、とっても親切なつくりとなっています。あらかじめ気になるスポットをMAPにチェックしておけば、本書を持ち歩かなくても快適に東京デザイン散歩を楽しむことができますよ。

 デザインに興味がある方、デザイナーやクリエーターを目ざす方など、この夏休みにマップ片手に散歩してみてはいかがですか?

 P.S. くれぐれも熱射病、熱中症、店休日、夏期休暇にはご注意下さい。


 デザインの現場 vol.26 no.166「東京デザインガイド」美術出版社 ¥2.310 発売中です!


| 22:30 |
Page: 1/1