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布袋葵(ホテイアオイ)
 
 classicoの睡蓮鉢に布袋葵(ホテイアオイ)の花が咲きました。うれしいです!

 昨年の夏頃、近所の金魚屋さんで金魚を購入しました。早速、お店の前のスペースに睡蓮鉢を置いて飼い始めました。classicoの顧客のみなさまにはもうお馴染みのことですね。ホテイアオイも一緒に購入したかったのですが、「もう花の時期が終わったから販売は終わったんだよ」って金魚屋のおじさんに言われました。ホテイアオイは花が咲くまでが旬なのでしょう。仕方なく、金魚が呼吸しやすい様に(金魚屋さんでよく売っている)水草も一緒に購入して入れておきました。
 今年の春頃になって、金魚屋さんの店先にホテイアオイが並んでいるのを見つけたので、4株購入して、睡蓮鉢に入れて育て始めました。そして、ホテイアオイの花を咲かせることが僕の夢のひとつとなりました。とっても小さな夢なのですが。
 睡蓮鉢を置いているクラシコ前のアプローチには雨よけの庇が付いていますが、透き通っているので日差しが入ってきます。いつの間にか、ホテイアオイの根はどんどん増えて行き、それに伴ってホテイアオイも子株を増やして行きました。ある日、ホテイアオイの緑の中に、ちらっと花芽が見えた様な気がしたのですが、その後に見た時には見つからなくて、そんなことが何度か続きました。僕の願望が幻覚を見せたのでしょうか? でも、昨日のこと、ようやく本当の花芽を発見しました。今度は、幻ではなく現実です。小さな夢が実現に近づいていることを喜びました。そして、いよいよ今日ホテイアオイの花が開きました。とても可憐で、美しい花でした。思わず感動して、しばらくの間、見入ってしまいました。

 ホテイアオイ(布袋葵)は、学名をEichhornia crassipesといいます。ミズアオイ科の植物で、英名をウォーター・ヒヤシンスと言います。ホテイアオイは、葉柄が膨れて浮き袋のようになっており、その形を布袋様のお腹に例えて付けられた名前なのだそうです。熱帯アメリカの原産で、日本には明治時代に観賞用として持ち込まれました。夏には日陰を作って強い日差しから金魚を守り、その根は金魚の産卵に役立つので、路地で金魚を育てる際には、最適の水草なのです。夏から秋にかけて、薄紫色の美しい花を咲かせます。

 これから夏にかけて、もっとたくさんの花が咲くのかも知れません。みなさんも運が良ければ、布袋葵の美しい花を見ることができることでしょう。

| 23:30 |
ALDIN


 ALDIN(アルディン)の新作カタログより、クロス類が幾つか入荷してきました。ALDINファンのみなさま、是非見に来て下さい。

 classicoにてALDINの取り扱いを始めてから、約1年になります。僕にとっては待ち望んでいた展開だったため気合いを入れて発注したものの、しばらくは思うように売れませんでした。それまで展開していたクロス類と比べて単価が高く、その割には馴染みが少ないことが原因だったと思われます。時が経つにつれて、少しずつは動き出すようになっていきました。2009.02.13 classico-blogにて、上の写真上段のw gauze bath towelをご紹介させていただいてからは、そのバスタオルが売れるようになり、その動きに伴ってクロス類も売れるようになっていきました。今では、ALDINはクラシコに欠かせない商品となっています。

 ALDINの製品は、リネン生地の企画、製織から裁断、縫製及び刺繍まで全て自社で行なわれています。生地は昔ながらの織機で織り、スタッフが1枚ずつ布目や柄合せをチェックしながら裁断しています。ALDINのもの作りには、心を込めて丁寧なもの作りをしていこうというコンセプトが貫かれています。ALDINに使用しているリネン糸は、フランスとベルギー産のフラックス(麻麻)をイタリアで紡績したものです。そのリネン糸を良質なコットンと織り上げていき、オリジナルの生地が作られていきます。ALDINには、トルションと呼ばれる大きめサイズの多用途クロスが充実しています。トルションは、糊が利いている間はテーブルトップなどのインテリアとしてお使いいただき、洗って柔らかくなってから、フェイスタオルやディッシュクロスなどにご活用いただくことができます。
 ALDINは、富士山の麓の街・山梨県富士吉田市にて作られています。この街に生まれ育ったしむら祐次さん・とくさんが出会って結婚した後に、リネン製品を作り始めました。富士吉田市はもともと繊維産業で栄えた街で、とくさんの実家も代々生地を織り製品を作る会社を営んでいました。ネクタイを作って営業して廻ったりする中、限界を感じ始めていた頃、フランス旅行中にとくさんが1枚の古いキッチンクロスと出会いました。何度も洗われて目の詰まった、強くてしなやかな繊維、シルクにも負けない楚々とした光沢、新しいものにはない独特な風合い。「この生地と同じものをうちの機械で織れないだろうか。100年経って古びてもなお美しい、そんな生地を自分でも作りたい。」という思いから、持ち帰ったクロスを分析し、繊維の組織や、織り方を徹底的に研究し、理想の生地作りを追求する日々を重ねていきました。1年後、とくさんのお兄さんの会社からキッチンまわりのリネンを中心としたALDINがデビューし、その2年後には、祐次さんととくさん・2人のブランド R & D.M.Co-が生まれました(クラシコではR & D.M.Co-も取り扱いを始めています)。下の写真は、ALDINとR & D.M.Co-について「ku:nel」 vol.26 2007.7.1に掲載されたページの写真です。「思わず触ってみたくなるうわさのリネンはメイド・イン・富士吉田。」と題して、今書いた様なブランドの成り立ちから、もの作りへのこだわりなど、素晴らしいストーリーが綴られています。クラシコのお客様の中でも、ALDINやR & D.M.Co-についてはご存知なくても、このページに付いては覚えているという方がとても多かったです。最近では、「天然生活」vol.54 JUL.2009でも、「定番の生まれる場所 リネンのキッチンクロスものがたり」と題して、ALDINとALDINを営む有限会社テンジンについて詳しくご紹介されています。雑貨好きな方は、どちらの記事もご覧いただいていることでしょう。

 ALDINの新作カタログは、”故郷へ..."というテーマになっています。カタログの解説には、このような文章が寄せてあります。
 「今年も帰ります。緑を渡る風の音 初夏のように優しい陽ざし 振り向くとコテージをバッグに 色とりどりのリネンクロスが ロープに沿ってはためいています。"いいんだなぁ この景色” 時がゆっくりと流れていきます。だから好き。わたしのふるさと...」
 上の写真は今回の入荷したタオルとクロス類です。新作カタログからの入荷は、上段左 room clothのnavy(redの下に隠れています)、下段左端の tasha cloth、真ん中 line cloth navy、下段右 torchonのchambrayとnavyです。7月初旬にはcottage clothとcottage apronも入荷予定です。一緒に写っているタオルとクロスは、ほぼ継続している商品になります。上段のw gauze bath towelは、2009.02.13 classico-blogにてご紹介させていただきました。今回の入荷商品以外にも、クラシコでは継続的に展開中のクロス類は沢山あります。
 
 みなさんがこれから出会うALDINのクロス・トルションは、長い間ご愛用いただくことにより、とくさんがフランスで出会った1枚の古いキッチンクロスの様な、素晴らしい味わいを感じる1枚となっていくことでしょう。


上段左より macaron torchon ¥2.100(上)、room cloth red & navy ¥3.570、w gauze bath towel red  & blue ¥3.570
下段左より tasha cloth ¥1.785、petal cloth ¥1.785、line cloth rouge & navy ¥2.520、torchon chambray & navy ¥2.415



 P.S. ALDINの商品は店頭販売のみとさせていただきます。通信販売は行なっておりませんので、ご了解ください。
| 23:30 |
I ♡ MORIOKA, I ♡ GRANDMA.


 ちょっと前の話しになるのですが、5/25(月)は、臨時休暇をいただきました。知らずにご来店いただいたお客様には、たいへんご迷惑をお掛けしてしまったことと思います。申し訳ありませんでした。
 2006年8月にクラシコをオープンして以来、火曜日の店休日と年末年始以外にはお休みはなし。昨年の1月にイギリス・フランスへ出張の為に10日間のお休みをいただいたくらいです。店休日にも、展示会をまわったり仕入れに走ったり、ほとんどの休日は仕事をしています。そんな僕が臨時休暇をとったもので、友人からもご心配のコメントをいただいたりしました。
 岩手県盛岡市に住んでいる母方のお婆ちゃんが体調不良のために入院しました。肺に水が溜まってしまったのが原因でした。治療が困難であり、何時どうなってもおかしくないという状況でした。両親や姉は先にお見舞いに行っていましたが、僕は週末の営業を諦めることができず、休み明けの月曜日にお見舞いに行くことにしたのです(翌日の火曜日も外せない予定があったのです)。
 お婆ちゃんは、僕が生まれ育った岩手県釜石市に程近い大槌町に住んでいました。僕が小さい頃にはよく泊まりに行っていましたし、とてもお世話になりました。数年前にお爺ちゃんが亡くなってからも、しばらくは大槌町にひとりで住んでいましたが、90歳を超え高齢となったこともあり、盛岡市に住む叔母の家族と一緒に住むことになりました。お婆ちゃんには、まだ大槌町に住んでいた4〜5年程前にお会いして以来でした。
 病室に入ると、お婆ちゃんはベッドに横になっていました。傍らには叔母さんが付き添っていました。お婆ちゃんはだいぶ痩せてはいましたが、きれいでした。もともときれいなお婆ちゃんでしたから...。お婆ちゃんには、僕が誰かが分かりませんでした。少しずつお話しするうちに、思い出した様で、いろいろとお話ししてくれました。その日は、少し回復していた様です。治療の成果が出始めてきていたのでしょう。叔母さんと数時間、病室で付き添いながら3人でいろいろとお話ししました。「僕が結婚する時には、出席して欲しいな」って僕が言ったら、お婆ちゃんは約束してくれました。叔母さんには、「早くしなくっちゃね!」って言われて、僕も「そうだね。」って笑いました。そんな和やかな時間も過ぎて、やがて別れの時がきました。もしかしたら...と思うと、堪えることができずに涙を流してしまいました。そして、手を振りながら病院を後にしました。

 お婆ちゃんのお見舞いのための盛岡訪問でしたが、束の間、勉強のために自分の時間を過ごしました。病院前からバスに乗って紺屋町へ移動。念願のござ九へ。ざる・かご・ござのほか、束子や箒など、日用生活に役立つ道具がいっぱいのお店です。ござ九ではクラシコの備品として岩手県北地方で作られたという針刺しを買ってきました(早速フィッテイングルームにて愛用しています)。その後、岩手公園横を通り過ぎ、盛岡の中心地区菜園へ。以前から気になっていたショップHolz(ホルツ)を訪問し、お買い物。そして、材木町の光原社へ。日本でも屈指の民藝のお店です。時間がなかったので、ゆっくりは出来ませんでしたが、欲しいものが一杯でした。光原社のお土産店モーリオにて、クラシコのためのお守りと大切な友人へのお土産だけを購入しました。下の写真は、光原社奥の中庭の写真です。中庭を挟んで店舗やギャラリーが並びます。閉店間近でお客様も少なかったこともあり、静寂の中で独特の世界観を堪能しました。
 昼食を食べずに我慢していたのですが、それも絶対に食べたいものがあったから。それは盛楼閣の冷麺。盛岡でも一番人気の冷麺(と焼き肉)のお店です。かなりコシの強いしこしこ麺と美しいグラデーションの極上スープ、旨味と辛さが絶妙な自家製キムチが相まって、大満足の冷麺でした。

 僕は、釜石南高校を卒業した後、岩手大学人文社会科学部に入学。大学の4年間を盛岡で過ごしました。大学時代はまじめに授業にも出席していましたし、成績も悪くはありませんでしたが、一生懸命勉強していたかというと、そうではありませんでした。どちらかというと、アルバイトに精を出していた様な気がします。4年間仕送りをしていただいた両親には申し訳なく思っています。幾つかのアルバイトを通じて得た経験が、その後の仕事に活かされたことを考えると、案外有意義な大学時代だったのだと思います。
 盛岡は美しい川が流れる緑豊かな街です。古い建物や町並みも残されており、民藝の街としても知られています。盛岡冷麺やじゃじゃ麺など特有の名物・美味しいものが沢山あります。上の写真は、光原社の近くにある旭橋から望む岩手山の写真です。盛岡を代表する美しい景色と言えるでしょう。

 今回の盛岡訪問については、ブログに書くつもりはありませんでしたので、すでにもう半月も過ぎてしまいました。ブログを書こうと思いなおしたのは、嬉しい知らせが届いたからです。僕がお見舞いにうかがった後、お婆ちゃんの容態がさらに回復して歩ける様になり、その後に退院したということでした。コメント欄を読んでご心配いただいていた友人たちにも、この喜びを伝えたいという気持ちもありました。ご心配いただきまして、ありがとうございました。

 短い滞在ではありましたが、盛岡は僕の愛する街のひとつであると実感しました。そして、幾つかの夢を抱きました。僕の愛するお婆ちゃんにも祝福されて、結婚式を挙げたいと。やがて生まれ来るであろう子供と奥さんと手を携えて、お婆ちゃんの住む美しい街・盛岡を訪れたいと。お婆ちゃんにはそれまで長生きして欲しいな。きっと大丈夫だよね。お婆ちゃん!






| 23:00 |
針原修「流木の鳥」
 
 梅雨の季節を前にして、流木の鳥たちがクラシコに舞い降りました。およそ半年ぶりになります。

 昨年8月にクラシコブログをはじめてから、僕が最も熱い思いを込めて書いたブログは、8.25.2008 クラシコブログ流木の鳥だと思います。ブログを初めて間もなかったこともあり、文章や写真の完成度は低いかも知れませんが、熱い思いだけは受け取っていただけたことでしょう。針原修「流木の鳥」は、クラシコをオープンした2006年の秋頃から展開を始めました。そして、2008年にクラシコブログでご紹介したことにより、みなさまにより深くご理解いただけたことと思います(12.18.2009クラシコブログ流木の鳥も合わせてご覧下さい)。


 以下、クラシコブログ8.25.2009 針原修「流木の鳥」より。

 谷中にてお店を始める前は、鎌倉に4年程住んでいました。若宮大路から長谷へ抜ける由比ケ浜通り沿いにある小さな雑居ビルの3階でした。由比ケ浜までは歩いて7分程と近かったこともあり、たまにはロングボードを楽しんだりしました。家からウエットスーツ、ビーサンのままロングボードを抱えて行けるのが、便利でしたし気持ちよかったです。
 陶器と流木で出来たウインドチャイム、瓢箪スピーカー、そして針原修さんの「流木の鳥」。classicoを象徴するもの、それは僕の鎌倉時代の生活を象徴していたものではないかと思っています。「海の近くにある様なお店ですね」とよく言われますが、そんな所から感じられるのでしょう。ウインドチャイムと瓢箪スピーカーは、横浜山下町に住んでいた頃に友人からいただいた贈り物でした。山下町時代も部屋に飾ってはいましたが、鎌倉の住まいの方がしっくり馴染んでいました。

 2002年、初めて青山のダドリアデに行った時に、針原修さんの「流木の鳥」と出会いました。ヨーロッパの一流デザイナーの家具や作品と共にディスプレイされていましたが、僕は「流木の鳥」に魅了されました。時間を忘れて夢中で見ていたと思います。その時に購入せずに帰った事を、後になって後悔しました。上の写真の「流木の鳥」は2002年の5月にダドリアデにて購入しました。当時は山下町から鎌倉に引っ越して数ヶ月の頃、海辺の生活に愛着を感じ始めていたので、余計にこの「流木の鳥」に思い入れを感じたのだと思います。疲れて帰った時、落ち込んだ時など、ふとこの「流木の鳥」を眺めると、気持ちが癒され、励まされました。鎌倉の暮らしの中では一番愛着を感じていましたし、大切にしていました。そして、いつか自分でお店を開く時、針原修さんの「流木の鳥」を扱いたいという気持ちが芽生え、次第に強くなっていきました。

 1、2年程経ったある日、またダドリアデに行きました。その時には数点しか飾られていなく、しかも非売品となっていました。もう商品として扱わなくなってしまったという事でした。とても残念な思いで帰りました。その後、ダドリアデの方に針原さんの連絡先を教えていただき、いつかお店を開く時のために温めておりました。2006年、いよいよ自分でお店を開く事になりました。内装工事もほぼ終わりひと息ついた頃に、その温めていた電話番号のメモを握りしめ、電話してみましたが、時既に遅し。事務所は移転しており、連絡がつかなくなっていました。インターネットで調べても役立つ情報を得る事が出来ず、オープンの日を迎えました。お店には何らかの出会いの機会を期待して、だたひとつの「流木の鳥」を飾りました。

 オープンから1か月程たった頃、針原さんの個展が行われる事を知りました。個展にうかがった際に「流木の鳥」をひとつ購入し、針原さんへのお手紙を託して帰りました。数日たったある日、針原さんからファックスが届きました。「谷中界隈は子供の頃より慣れ親しんだ町であり、地元地域で作品を紹介していただけるのは嬉しいです。お店にうかがいます。」という内容のファックスでした。とても嬉しく、そわそわワクワクして待ちました。田端在住の針原さんは、自転車でご来店になりました。classicoを見て気に入っていただき、展開が始まりました。

 針原修さんは、グラフィックデザイナーとしての仕事に従事しながら、20年以上に渡って「流木の鳥」の製作に情熱を注いでいます。針原修デザイン室には沢山の流木がストックしてあります。台風の後など海岸で拾い集めた流木を丁寧に洗い、時間をかけて乾燥させます。そして、流木それぞれの自然な形、素材感や色を活かし、創造しながら命を吹き込んでいきます。これまでclassicoで沢山の「流木の鳥」を扱ってきましたが、ひとつひとつの作品に個性を感じます。もともと流木が持つ個性に針原さんから吹き込まれた命が宿り、それぞれ「流木の鳥」としての個性になります。「流木の鳥」は、何に使う道具?というわけではないですが、生活を楽しむ道具としてのクラフトであると思います。


 今回は写真に写っている「流木の鳥」8点を、クラシコの為に選びました。今回、針原さんには僕の我がままを聞いていただき、クラシコの為のアレンジを加えていただきました。もともと素敵な作品ばかりでしたが、より魅力的な作品になっています。今回掲載した3枚の写真は、僕が本能的にイメージした通りに撮ってみました。何か少しでも感じていただけたら、嬉しく思います。


 上の写真 アスリート系の鳥たち、引き締まった身体が美しい。左から¥14.700、¥9.450、¥12.600
 下の写真(上) 鳥の家族たち、癒される光景。左から¥7.350、¥8.400、¥12.600
 下の写真(下) 恋する鳥たち、くちづけ。左から¥10.500、¥10.500




| 23:30 |
HUGE No.058


 HUGE No.058 JULY 2009 男の物欲カタログ2009「永遠のスタンダードを探せ」にて、クラシコのクラシコらしい商品をセレクトしていただきました。

 HUGE(ヒュージ)でのご掲載は今回で4回目になります。これまでは、HUGE 恒例のショップ特集の際にご掲載いただきました。HUGEについては、クラシコ・ブログ HUGE No.053の中でもご紹介しています。今回のHUGEは「もの」にこだわった特集号という事で、クラシコの数多ある商品の中でも、僕が自信を持ってお薦めする名品をふたつセレクトしていただきました。そのふたつというのは、ALDIN W Gauze Bath TowelとJABEZ CLIFF Stirrup Leather Beltです。どちらも以前にクラシコ・ブログでご紹介しており、大好評をいただいております。共にクラシコには欠かせない商品となっています。それぞれの商品については、2009.02.13 ALDIN W Gauze Bath Towel、2009.03.27 JABEZ CLIFF Stirrup Leather Beltをごらんください。

 様々な視点に立って選ばれた名品が各ページを彩っています。クラシコの名品ふたつは、BEST Choiceという特集にてご紹介いただいています。タイトル脇には「一生モノ、なんて嘘くさい。使い捨て、なんて許せない。男が使う道具にはちっぽけでもいいから、こだわりを持ちたい。ここに選ばれたモノたち。いつかは飽きるかもしれない。しかし、今この瞬間、他のどんなアイテムよりも断然、魅力的だ」というコメントが添えられています。

 上の写真、左ページ下段の真ん中に写っているのがALDIN W Gauze Bath Towelです。お隣には、鳥取 延興寺窯のピッチャー(プレイマウンテン)が並び、右ページには、僕も大好きなパーカーのボールペンやベイリーズのキャンドル(CINQ)、盛岡のHOLZオリジナルのペーパーウェイト(PAPIER LABO.)、3Mのテープディスペンサー(DIGAWEL)などが並んでいます。
 下の写真、左ページの中央に写っているのがJABEZ CLIFF Stirrup Leather Beltです。上には千駄木のカリスマショップWOLF'S HEAD渾身のスタッズベルト、右ページにはDIGAWELのお財布、ANATOMICAのコインケースなどが並びます。ANATOMICAのコインケースのオリジナルであるUN-SYMMETRY(アンシンメトリー)のコインケースはクラシコでもお取り扱いしています。

 HUGEは、僕の最も注目している雑誌のひとつです。いつも素晴らしい雑誌作りをしており、楽しみにしています。今回の「男の物欲カタログ2009」には、僕の物欲もかなり刺激されてしまいました。ジャンルも価格帯も取り扱いショップもかなり幅広い内容となっており、それでいて全体を通してHUGEらしさがきっちりと貫かれていて、とても楽しみながら読ませていただきました。是非みなさんもご覧になってみて下さい。


 HUGE No.058 JULY 2009 ¥700 講談社より好評発売中!


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