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POST O'ALLS


 新緑の季節、こんなジャケットを軽やかに羽織って、颯爽と歩きましょう!

 最近のお気に入り、POST O'ALLSの新作ジャケットです。ほぼ毎日着ているんです。T シャツの上にこのジャケットを羽織って、首にはストール巻き巻き。パンツはジーンズ、チノパンツ、ファティーグパンツなど、僕が持っているパンツは何でもOKなので重宝しています。ジャケットと言っても薄手コットンのシャツ素材なので、シャツを羽織る感覚で着ています。このEngineers' Jacketは、2008.10.14 classico-blog POST O'ALLSでご紹介したデニムのカバーオールと同じデザインです。上の写真を見ていただければ分かる様に、白地にブルーのピンストライプの生地で出来ているので、同じデザインでもだいぶ印象が変わります。上品な大人のカジュアル・ジャケットって感じです。

 以下2008.10.14 classico-blogより引用。

 POST O'ALLSは、大淵 毅氏により1993年ニューヨークで設立されました。ワークウェアを中心としたアメリカ衣料に対する深い造詣と、独自の論理と感性を以って、現代のファッションアイテムとして創造されているブランドです。同ブランドの生産に必要なヴィンテージのミシンや設備を揃えるのにも都合がよかったこともありニューヨークで始まりました。1910年代から1940年代のアメリカのワークウェアが、主なテーマとデザインソースになっています。当時そのままの手間ひまをかけた縫製仕様や機械にこだわり、インダストリアルなラフさなども含めた特徴を現代に蘇らせています。数多あるレプリカブランドと異なるのは、単に古着のコピーに終わるのではなく、製品のデザインひとつひとつにオリジナリティを取り入れているということであり、何よりもMade in U.S.A.であることでしょう。失われつつあるMade in U.S.A.のワークウェアの将来を担うブランドであると思います。

 POST O'ALLSのスタート当初から今まで生産され続けているのが、Engineers' Jacket です。1930年代中頃のスーパーペイディのカバーオールがモチーフとされています。数あるカバーオールの中で大淵氏が最も評価しているモデルです。ビンテージの実物よりも、洗い込んでいくと随所にシワが出てくるように、着込んでいくと服全体が立体的になって味わいが出るように調整されています。そして現在でも度々見直され、改良され続けています。高めのアームホールと対照的にカーブした太めの袖を意識的に組み合わせることによって無骨さを強調しています。Aラインの度合いは自然体で、幅広いコーディネートを楽しむことができます。


 昨年の春夏に、シャツ地・ギンガムチェックのEngineers' Jacketを展開していました。色も素材感も似た様な感じだったのですが、店頭に出すなりいつの間にか売り切れてしまいました。僕も気に入っていたので自分でも着たかったのですが、残念ながら涙を飲みました。今回は昨年のリベンジ。昨年よりも数に余裕があるので、自分でも着ることが出来ました。

 「今日は何を合わせようか」と考えるのが、毎日の楽しみであります。


 POST O'ALLS Engineers' Jacket Shirting Pinstripe Blue Size XS / S / M ¥40.740

| 20:21 |
根津神社 つつじ祭り


 春爛漫。真っ赤なつつじの花が咲き乱れ、胸高まり、こゝろ躍ります。

 昨日の午前中、classicoのオープン準備・掃除を終えた後、買い物に行ったついでに根津神社に立ち寄りました。根津神社では、毎年恒例のつつじ祭りの季節を迎え、沢山の人々で賑わっていました。上等なカメラを小脇に抱えた年配の方々が多かった様に思います。中には携帯でパチリというおば樣・お姉様方もちらほら。
 根津神社境内には、約2000坪のつつじ苑があります。約50種3000株のつつじが咲き競っています。種類がとても多く開花時期がそれぞれ違うため、早咲きから遅咲きへと花が移り変わり、長い時期様々なつつじを楽しむことができます。現在は早咲きと中咲きのつつじが見頃の時期を迎えています。今週末から来週末にかけてが、一番の見頃となるでしょう。つつじ祭りの期間中は、甘酒茶屋、植木市など境内には露天が並びます。土日や祝日には、野天、和太鼓、奉納演芸等、各種の行事も予定されている様です。

 根津神社にいらっしゃる際には、地下鉄千代田線 根津駅が便利です。根津交差点出口より徒歩5分程でたどり着くことが出来ます。根津・谷中周辺は駐車場が少ないので、お車よりも地下鉄をご利用されることをお薦めいたします。
 不忍通り根津神社交差点から根津神社へ続く道沿いには、元祖金太郎飴のお店、僕も大好きな焼かりんとうのお店・花小路、讃岐うどんのお店・根の津(大人気の為混雑が予想されます)などがあります。根津神社交差点付近では、行列ができる人気店・根津のたいやき、僕もお世話になっている素敵なお花屋さん・花色学葉、藍染め大通りにちょっと入ったところにある洋風居酒屋あんくるのランチもお薦めです。藍染め大通りをさらに進み、沢の屋旅館の交差点を左に曲がると間もなくclassicoがあります。根津神社からは徒歩5分程となっています。つつじ祭りの帰りにでもお立ち寄りください。

 つつじが咲き終わると、若葉のころ・新緑が輝く季節となります。1年の中でも、最も気持ちのいい季節ですね。

 第40回 根津神社 つつじ祭り 平成21年4/10 ~ 5/6 9:00 〜 17:30 東京都文京区根津1-28-9 tel 03-3822-0753
  
| 15:14 |
雑貨を探して てくてく散歩


 「東京・神奈川 雑貨を探して てくてく散歩」にご掲載いただきました!

 「東京・神奈川 雑貨を探して てくてく散歩」は、雑誌「雑貨カタログ」にて過去に掲載された記事に新情報を加えて再編集したムック本になります。まずは、「あの雑貨屋目ざしてお散歩しよう」というタイトルで、特にお薦めの雑貨屋さん7件を紹介しています。僕の好きな二子玉川のKOHOROや原宿のQUICO、蔵前にあるエッセイスト・中川チエさんのお店in-kyoも掲載されています。
 その後に「今日はこの町で雑貨めぐり」というタイトルで、原宿・表参道・青山、目黒通り、自由が丘、恵比寿・代官山、吉祥寺、谷中・根津・千駄木、その他のエリア、湘南、横浜と各町ごとに雑貨屋さん(+カフェ)が紹介されています。原宿・表参道・青山ではclassicoもお世話になっているPAPIER LABO(パピエ・ラボ)やPlaymountain、大好きなZakkaもご紹介されています。また、その他のエリアの中では、おかず横町のSyuRoもご紹介されています。classicoは、谷中・根津・千駄木の町の中でプフレーゲライヒトbooks & cafe BOUSINGOTと一緒にご紹介いただいています。classicoの掲載ページ(下の写真)は、以前に「雑貨カタログ」にてご掲載いただいた時の写真をご活用いただいているために、現在のclassicoのレイアウトとは異なっています(商品内容も若干進化しております)。
 後半部分には、雑貨屋さんコラムとして「東京下町ぐるりと自転車散歩」として、イラストレーターの福田利之さんが下町案内をしています。こちらには谷中のTOKYO BIKE GALLERY、湯島のnico、東神田のMARKTE、そしてこちらにもSyuRo、in-kyoがご紹介されています。

 そろそろ杉花粉の季節も終わり、1年のうちでも最も気持ちのいい季節を迎えます。お目当ての雑貨を探して、てくてく てくてく散歩してみましょう!


 「東京・神奈川 雑貨を探して てくてく散歩」¥1.300 主婦の友生活シリーズ(発行所 株式会社主婦の友社)好評発売中!

| 23:26 |
TOKYO BY TOKYO


 あなたが思うTOKYOとは、どんなTOKYOですか?

 この度、CLASKAより発行されました「TOKYO BY TOKYO ~ 東京による東京案内」にご紹介いただきました。
 またもや加藤兄ィに感謝!感謝!です。

 CLASKA(クラスカ)は2003年に東京・目黒に60年代に建てられたホテルをリノベーションして生まれました。2008年には"コンテンポラリー・ジャパニーズ"をコンセプトとするショップや独自の企画展を開催するギャラリーなどを加え、さらに注目されるスポットとなりました。そして、国内・海外から幅広くホテルゲストを迎えるCLASKAが、東京のガイドブックを発行いたしました。"TOKYO BY TOKYO 東京による東京案内"というタイトルが付いています。様々なシーンで活躍する今の東京を代表する人々が、それぞれの視点に立って東京を案内するという内容になっています。

 classicoは、東京のみならずたくさんのクリエーターの方々からの信頼も厚い執筆家 加藤 孝司さん(加藤兄ィ)の案内するページにご紹介いただきました。加藤兄ィは、FORM_Story of designなど幾つかのブログや様々な分野の雑誌に文章を書いており、今後の活躍が期待されている執筆家であります。加藤兄ィの東京案内では、「東京的下町案内、谷中界隈人と店、行ったり来たり」というタイトルで、千駄木のC.A.G.、谷中の旅ベーグルと共にご紹介いただいています。下の写真は掲載いただいたページです。お店の写真は旅ベーグルの外観、ちなみにコート姿の後ろ姿は、加藤兄ィではありません。文章ページに掲載されている顔写真が加藤兄ィです。3店舗ともとても素敵な文章でご紹介いただいています。加藤兄ィは、執筆家であると同時に「暮らしに根ざしたもの作り」をコンセプトにTFC(台東フォーククラフト協会)を設立し、理事を務めています。台東区やその周辺(東東京地区)のショップ・オーナー、クリエーター、出版関係社、建築家など30名程が集い、刺激し合い、交流を深めています。C.A.G.の内山夫妻、旅ベーグルの松村夫妻、そして加藤兄ィ夫妻、そしてclassico高橋は、おかず横町のSyuRo宇南山さん、クリエーターの春日井夫妻と共にオリジナルのそらぼる・メンバーで、特に結びつきを深めています。

 「TOKYO BY TOKYO」には、加藤兄ィのほかにも注目のクリエーターがたくさん参加しています。例えば、燕子花プランナーの白水由紀子さんは「江戸の手わざを巡る」、ギャラリー&ショップ DOのディレクター大熊健郎さんは「にっぽんデザイン再発見」、日本民藝協会の安藤由記さんは「東京で各地の美しい民藝に出会えるお店」、Glyph.代表の柳本浩市さんは「江戸のアミューズメント・パーク」、ランドスケーププロダクツ代表の中原慎一郎さんは「原宿の買い食い処」、写真家・編集者の都築響一さんの「東京右(東)半分、作りものじゃない盛り場」などなど。興味深い内容が一杯となっています。

 classicoでも本日4/9(木)より販売を始めました。CLASKAではもちろんのこと、全国の書店でも販売されています。
 この1冊により、TOKYOの新しい楽しみ方が広がることでしょう。


 「TOKYO BY TOKYO ~ 東京による東京案内」¥1.260 発行:CLASKA、販売:日販アイ・ピー・エス

| 23:29 |
I ♡ YOKOHAMA

 今日は火曜日、店休日。でもやっぱり今日もお仕事...なのです。
 
 今日は午後から展示会まわりでした。最初のアポイントは横浜山下町のシュリヤントラ。時間に余裕があったので、しばし自分の時間を楽しみました。

 横浜山下町には、約4年住んでいました。大学卒業後、上京して最初に住んだのは世田谷の豪徳寺でした。勤めていたアパレルの会社を退社して代官山のショップに勤めてからも、しばらくは豪徳寺にあるアパートから通いました。その内に卸の仕事も兼任することになり、葉山にあった系列店にも週2回程通うことが決まりました。世田谷から葉山に通勤するのは困難なため、引っ越しをせざるを得なくなったのです。最初はオーナーのお薦めもあり、逗子界隈で物件探しをしたのですが、気に入る物件が見つからずに諦めてしまいました。代官山と葉山の中間エリアである横浜で物件を探していた時に、気に入る物件が見つかり、横浜山下町に住むことになりました。JR石川町駅からほど近いマンションで、横浜中華街や横浜元町には徒歩2~3分程、山下公園には徒歩7~8分程で行くことができました。マンション周辺にはソウル・バーやソウル専門のレコードショップ、ジャズライブを楽しめるバーがあり、中国・インドや世界各地の人々が行き交う異国情緒が漂う街でした。その後に移り住んだ鎌倉での生活も充実していましたが、今思うと横浜山下町に住んでいた4年間が、僕にとって一番思い出深い様に思います。
 
 今日の昼頃、石川町駅に到着してすぐに元町にあるバナナレコードに立ち寄りました。ここは夜遅くまで営業していたこともあり、よく仕事帰りに立ち寄ってはレコードを購入したりしたものです。classicoのBGM用に70年代のSSWを物色していたのですが、めぼしいアルバムが見つからず、イギリスのギターポップ、サウンドトラックなども期待がはずれ、収穫なしかと思われましたが、レゲエコーナーの中、大好きなRICO の"Tribute to Don Drummand"を見つけて購入しました。classicoのBGMにて登場することでしょう。
 そして腹ごしらえのため、横浜中華街へ。山下町に住んでいた頃は、休日の昼食や友人との食事など、横浜中華街にて食事をする機会がありました。そんな時には、大きい通り沿いの有名店よりも細い路地や通りにある家族的なお店に行きました。関帝朝通りの愛群(あいちゅん)、南門通りの栄楽園、そして一番のお気に入りは、香港路(HONG KONG ROAD)にある保昌(ほしょう)でした。今日も迷わず保昌に行き、麻婆豆腐のランチセットを注文しました。広東料理のお店だけあって、とても美味しい麻婆豆腐でした。この香港路は写真の様に細い路地です。小じんまりとした家庭的なお店がひしめく味わいのある路地だったのですが、空き物件があったりチェーン店的なお店ができていたりと、時代の移り変わりが感じられました。

 シュリヤントラは山下公園を過ぎた先にあります。のんびりと山下公園を通りながら歩きました。今日は快晴、汗ばむ程の陽気でしたが、とても気持ちよく感じられました。束の間ではありましたが、休日気分を味わうことが出来ました。


 これまでに住んだ世田谷豪徳寺、鎌倉、現在住む北千住、そしてclassicoがある谷中。それぞれ個性があり、素敵な街であります。どの街も僕の愛する街です。そして横浜山下町も、特別な思い入れがある僕の愛する街あります。


 シュリヤントラ (先日ブログでご紹介いたしましたNIKI TOTOの商品をご購入いただくことができます)
 横浜市中区海岸通1-1海洋会館1F tel 045-650-5240 yantra@nikitoto.com
| 23:58 |
Miyuki Hatakeyama with Jesse Harris


 歌の女神(ディーバ)との再会! 久し振りに酔いしれました。Miyuki Hatakeyama with Jesse Harris in Blue Note TOKYO!

 僕がこれまでライブに足を運び、最もたくさんの生歌を聴いたヴォーカリスト、それは畠山美由紀さん、僕の最も愛する女性ヴォーカリストなのです。
 出会いは代官山ボンジュール・レコードでした。僕が勤めていた代官山のショップの近くにあったこともあり、ランチを早くすませてよく立ち寄ったものです。気になるCDを試聴したり、購入したりしていました。当時のボンジュール・レコードでは、Port of Notesをはじめクルーエル・レコードのアーティストの作品をリコメンドしていました。Port of NotesのCDは、そのジャケットが放つオーラに惹かれていたのですが、すぐには飛びつきませんでした。何度か足を運ぶうちに聴かずにはいられなくなり、ついに試聴してみました。その作品から発する独特な世界観に魅了され、購入したのが"Complain Too much"でした。"Complain Too Much"は、当時勤めていたショップのBGMとして何度聴いたことか、数えきれない程聴きました。"Complain Too Much"でPort of Notesの虜になった僕は、それ以前にリリースされていたCDもすぐに購入しました。そして、間もなくクラブ・クワトロで行われたPort of Notesのライブを見に行き、美由紀さんの生の歌声を堪能したのです。
 それからというもの、Port of Notesのライブにはたくさん行きました。西麻布イエロー、新宿リキッドルームは2回、那須のSHOZO CAFEでのライブ、タワーレコードでのインストアライブは数知れず。ほかにも青山CAYでのDouble Famousのライブ2回など。代官山のショップに勤めていた時には、月に6日程のお休みをいただいていましたし、事前にお願いしておけば休暇を取ることも出来ました。だから、ライブに合わせて予定を組むことができたのです。classicoをオープンしてからはずっとひとりで運営していますし、店休日もほとんど外回りの仕事になるので、ライブなども諦めていた部分がありました。
 
 ある店休日の日、展示会まわりの空き時間に青山のスパイラル・レコードに立ち寄りました。ここはセンスのよいセレクトが評判のレコードショップで、青山界隈に来るとよく立ち寄っています。その日はPort of Notesのライブアルバムが目に留まり、試聴させてもらいました。僕の大好きな曲ばかりで、とても素晴らしいアルバムでした(最近はclassicoでよく聴いています)。その時に、このCDを購入したのですが、ちらっとあるチラシが目に入りました。畠山美由紀さんとジェシーハリスのライブのチラシでした。3/31(火)ブルーノート東京!「えっ、火曜日だったら、行けるよ!」って心躍りました。すでに予約が開始されていたので、もう無理かな〜と思ったのですが、「善は急げ!」とその足でブルーノートへ直行しました。運良く予約を取ることができたのです。あの時にスパイラルレコードの行かなかったら、きっとこのライブがあったことすら知らずにいたかも知れません。

 ライブ当日、3/31(火)も仕入れ、展示会とあちらこちらを走り回り、夕方から一段落。大好きな古民藝のお店や気になるショップを見て回ったり、カフェで寛いだりして過ごしました。友人と待ち合わせて軽く食事を済ませ、いざブルーノート東京へ。久し振りのライブに心が高鳴ります。ブルーノート東京の真ん中テーブル席の比較的前の方に座ることができました。ハイネケンで乾杯し、開演を待ちます。そして、待ちに待った美由紀さんとジェシーの登場。今回のライブは美由紀さんとジェシーふたりだけのライブです。演奏はジェシーが奏でるアコースティック・ギター、エレキ・ギター、バンジョーのいずれか。ジェシーはその曲ごとに弦楽器を肩に掛け替えながら演奏を続けます。そして、美由紀さんが、時に穏やかに優しく、時には熱く心を込めて歌います。ブルーノートという場所柄とこの演奏形態もあってか、大盛り上がりすることはなかったのですが、とても素晴らしい時間でした。成熟したおとなのライブという感じでした。初めて見たジェシーは、風貌とファッションからアメリカのカントリーボーイそのものという感じで、ギターやバンジョーを奏でる姿は、とても生真面目で素朴な音楽青年という印象でした。饒舌に語るのではなく、一言一言噛み締めながら語りかける様な感じで、一音一音をとても大切に奏でていました。計り知れない才能を持ちながらも自惚れることなく大地に足をしっかりとつけて生きている、真摯な姿勢が伝わってくるジェシーがますます好きになりました。世界を代表とする大都会ニューヨークに住みながらも、掛け替えのないもの、自分自身をきちんと見据えながら、ジェシーはこれからも歩んでいくことでしょう。

 これまで僕が見た美由紀さんが歌うライブはどれも素晴らしかったのですが、今回のブルーノートのライブは、かつて見た那須のSHOZO CAFE LIVEに匹敵するような忘れられないライブとなりました。そして、いつの日かSHOZOさんでのライブの様に、classicoが主催するPort of Notesライブを実現することが出来たら...と、ずっと思い続けている僕の夢のひとつであります。
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