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JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt

 みなさま、お待ちどうさまでした。春のJabez Cliff、ようやく入荷です。

 classico blogの検索キーワードNo.1は何だと思いますか? ここ数ヶ月は「classico」を追い抜いて、「JABEZ CLIFF」がNo.1を続けています。それだけ、Jabez Cliffに興味を持っている方が増えているのでしょう。たくさんの皆様に興味を持っていただいたのは、僕の大好きなブログtriple mo'fablogにて、classicoとJabez Cliffについてご記載いただいたおかげであると思っています。岡本ご夫妻には感謝の気持ちで一杯です。ありがとうございました。
 2年半程前にclassicoをオープンして以来、半年程のブランクはあるものの定期的にJabez Cliffのベルトを取り扱ってきました。これまでに皆様にお買い上げいただいた点数は(1型のみで)約90点にも及びます。classicoにおいてはベストセラーのひとつであり、classicoを代表する商品であると言えるでしょう。
 今回入荷いたしましたTanは、これまでのTanよりも濃色となっており、Dark Tanと表記しております。お間違えのない様にお願いいたします。今回の入荷分につきましては、前回購入出来なかったお客様からの予約分が多かった為に、各色ごとに在庫が限られています。下の写真の上部にある商品説明部分に、現時点で購入出来るサイズのみを表記しておりますので、ご参照ください。残りの在庫数が少量となっておりますので、ご購入をご希望の際には、メールにて予めご予約いただくことをお薦めいたします。

 以下、9/12 classico-blog "Jabez Cliff"より

 Jabez Cliff(ジャベツ・クリフ)は1793年に創業され、200年以上に渡って皮革工芸をファミリーの伝統として守り続けているイギリスの馬具メーカーです。最高品質の皮革や材料を使って熟練した職人が丁寧に作っています。1990年には製品の質の高さが認められ、英国王室御用達の証がエリザベス女王2世より授与されました。
 出会いは約20年程前、最初に勤めた会社で取扱いしていました。質実剛健なこのベルトを気に入り購入し、20代前半の数年間は愛用していました。ベルトには当時営業担当していたブランドの刻印(HARRISS Made in England)が入っていたと思います。まだ若かりし頃、雑誌で一流品と紹介されるブランドに憧れがありました。20代後半になり、背伸びをしてJ&M Davidsonのベルトを購入しました。それ以来、どこか得体の知れないファクトリーブランドのベルトは忘れさられ、J&M Davidsonのベルトを愛用する様になりました。29歳で転職。ちょうどJ&M Davidsonのベルトもくたびれてきた頃でした。勤めていたショップで憧れのブランド、Henry Beguelinを取扱う様になりました。Harriss、Hemisphereの先輩方がみな愛用していた憧れのベルトを購入できる機会に恵まれました。発注後、半年程待ってついにHenry Beguelinのベルトを購入しました。以来30代の大半はそのベルトと共に過ごしました。
 classicoをオープンして間もなく、ある仕入先の事務所にて、Jabez Cliffのベルトと再会しました。(もっとも、Jabez Cliffの名前はこの時に知ったのですが)そして20代前半の頃、気に入って愛用していた事を思い出し、classicoにて扱う事となりました。やがて顧客さんの間で評判はすぐに広まり、classicoには欠かせない商品となっていったのです。
 Stirrup Leather(スティラップ・レザー)は、鞍(くら)と鐙(あぶみ)をつなぐ革なので、一般的な革よりも厚くて丈夫なのが特徴です。厚さは約5ミリもあり、最初のうちはベルトの穴に留めるのも、ループを通すのも容易ではありません。愛用し続けるうちに、少しずつ馴染み、やがては究極のパートナーの様になるのです。べルトのホールに1から5までのナンバーが刻印してあるのが、Jabez Cliffのベルトの目印です。鐙の高さを左右であわせるための(馬具用品の)名残なのだそうです。革のベルトは、いつもバックルを留めている部分の革がどうしても薄くなってしまう為に、永久に使い続けることが難しいものです。このベルトは、その革の厚みからもかなりの耐久性があり、おすらく20年以上の使用は可能だと思います。シンプル&ベーシックなデザインであり、ベルトの幅も28mmと万能なサイズを選んでいます。チノパン、ジーンズとの相性はもちろん最高ですが、スラックスやスーツでもコーディネートできる究極のベルトと言えるでしょう。

 「一番classicoらしい商品は何ですか?」って聞かれたら、迷わず「Jabez Cliffのベルトですね。」って答えるでしょう。


 JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 Dark  Tan ~ Size : 30 / 32 / 34 inches ( Unisex )
 Dark Brown ~ Size : 30 inches ( Unisex )  Black ~ Size : 30 / 34 inches ( Unisex )


| 22:01 |
渡辺米店 ごはん亭

 
 おいしいごはんを食べましょう!

 よく、お客様に「お昼はどうしているんですか?」って聞かれます。以前に勤めていた代官山のショップでは、ほぼ毎日ふたり体制だったので、近所のおそば屋さんや定食屋さん、カフェなどに行って食事をすることが多かったのですが、classicoをオープンして以来ずっとひとりで運営していますし、オープンが12時からなのでなかなか外食はできません。10:30頃までに出勤し、金魚や植物の世話、オープン準備やお店の掃除を済ませ、11:30頃から店内で昼食をとります。出勤途中に買ってくることもあれば、お掃除の後に買いに行くこともあります。近所に旅ベーグルができてからは、ベーグルを食べる機会も増えました。
 3/3(火)の店休日に、根津神社近くの焼かりんとうのお店・花小路に友人への手土産を買いに行きました。花小路から根津駅に向かう途中で、渡辺米店 ごはん亭の場所を知りました。渡辺米店 ごはん亭は、昨年ブログでもご紹介した雅姫さんの「東京散歩」にてclassicoと共に掲載されていて、気になっていました。「東京散歩」にて谷中のページの案内役を務めた木村悦子さんに、おにぎりをお裾分けしていただいたことがあったのですが、それがこのごはん亭のおにぎりだったのでしょう。3/6(金)、お昼前におにぎりを買いにいきました。たこ飯と鮭のおにぎりを注文し、にぎってもらいました。お店に持ち帰ってから、とても美味しく味わいました。
 
 渡辺米店 ごはん亭は、ご主人が営むお米屋さんの裏手にあるおにぎりとご飯のお店です。お米は、ご主人が選び抜いた低農薬の新潟産コシヒカリを使用しており、お米のプロだからこその絶妙な炊き具合となっています。おにぎりは、おかみさんと娘さんがお客様の注文を聞いてからひとつづつ丁寧ににぎってくれます。鮭、たらこ、昆布、おかか、梅、お赤飯(以上は¥120)、たこ飯(¥140)などがあります。一番人気は醤油風味のたこ飯のおにぎりです。おにぎりのほかにも、たこ飯やお赤飯のパックもあり、おはぎやお餅、おからなどその時々によって販売しています。
 お客さんはほとんど地元の人々。近所のおばちゃん、おばあちゃん、近所で働くOLさんやおっちゃん、次から次へとやって来ます。おにぎりを待つ間に、見知らぬ同士にも自然と世間話が始まり井戸端会議となっていきます。そんな感じなので、オープンしてもすぐに売り切れてしまいます。お電話で予約をしておくことも出来ます。

 こんなお店があるだけで、谷根千ライフが豊かに感じられます。


 渡辺米店 ごはん亭 東京都文京区根津1-18-5 tel 03-3821-5624 営業時間  11:15 ~完売まで。正午過ぎが目安。


 上の写真は、ごはん亭のおにぎり(左から鮭、こんぶ、たこ飯)です。古瀬戸の馬の目皿に盛り付けてみました。
 馬の目の様な渦巻き模様は雨を含んだ雷雲を表しており、豊作を願う農民の願いが込められていると言われています。
| 12:50 |
Hanako


 「Hanako」No.943 3.26.2009 にもご掲載いただきました!  


 今回の「Hanako」は、『雑貨 & インテリア』特集号です。前半部分は堀江直子さんをはじめとして、スタイリストの方々のお気に入り雑貨や雑貨のコーディネートが紹介されています。「那須塩原・益子を訪ねて」と題して、SHOZOさんの営む那須・黒磯周辺のショップ紹介とスターネットを中心とした益子周辺のショップ紹介のページもあります。NASU SHOZO CAFEは、僕の大好きなport of notesのライブを見に泊まりがけで行ったことがあります。忘れることが出来ないとても素晴らしい経験でした。その時、SHOZOさんのほかのショップやカフェに行かなかったことが、今では悔やまれます。SHOZOさんのショップやカフェのスタッフの方々にはclassicoにもご来店いただいています。僕もいつの日か時間を作ってうかがいたいと思っています。

 「Tokyo Zakka Shop Guide」と題して、綴じ込み14ページにわたって東京と東京近郊の雑貨店72店舗が紹介されています。NEW OPEN、道具、北欧雑貨、フランス雑貨、4大エリアガイドという5つのテーマに分かれており、特にニューオープンのショップが大きく紹介されています。僕も初めて知ったショップも多く、とても興味を惹かれました。
 classicoは、「道具」というテーマのページに恵比寿のEkoca、国立のBROCANTE et CAFE Somoan、西荻窪のrecit、蔵前のin-kyo、神楽坂のLa Ronde D'Argileの5つのショップと共に紹介されています。どちらも注目されているショップなので、雑貨好きな方々にはもうお馴染みでしょうね。4大エリアガイド「吉祥寺&その他エリア」の中では、谷中のプフレーゲライヒトも紹介されています。

 今週末は3連休。春のよき日に「Hanako」片手に雑貨店めぐりをしてみてはいかがでしょうか。


「Hanako」No.943 3.26.2009 雑貨 & インテリア特集号 ¥450 マガジンハウスより、好評発売中!
| 22:00 |
nisica

 
 僕が、今もっとも注目しているブランド、それがnisica(ニシカ)です。

 
 クラシコ・ブログにおいて、これまで衣料品についてはインポートの単品アイテムを中心にご紹介してきましたが、クラシコでは日本のトータル・ブランドも幾つか展開しています。今回は、これからのクラシコの品揃えの柱のひとつとなっていくであろうブランド、nisicaについてご紹介いたします。
 nisica は、ふたりのデザイナー・宇賀村英明さんと三橋有さんによって営まれるブランドです。ふたりは服飾学校1年の時に、これ以上学校に通っても学ぶことはないと見切りをつけて、若くして自分たちの服作りを始めました。ちょうどそんな頃、宇賀村さんが僕が以前に勤めていた代官山のショップに飛び込みで売り込みに来たのです。当時は、シンプルなカットソーを2品番程しか作っていませんでした。僕が勤めていたお店では、すでに自分たちのオリジナル商品を沢山展開していましたので、そんなシンプルなカットソーは必要ではなく、展開するには至りませんでした。
 たしか昨年の今頃のこと。店休日に展示会まわりをしている途中に、原宿の裏通りの半地下に気になるショップを見つけました。そのお店の地下へと続くディスプレイにとても惹かれれたのです。展示会を見終えた帰り路、その気になるショップへと降りてみました。そこで再会したのが宇賀村さんでした。宇賀村さんも僕を覚えていてくださいました。小さいながらも、とても雰囲気がある素敵なショップでした。並んでいる洋服の色合いや素材感、バランスなどとても感じがよく、こんな洋服をクラシコで扱っていきたいと本能的に感じました。お話しする中で、いろいろな繋がりを知ることもでき、クラシコでの展開をお願いすることになりました。
 本格的には昨年の秋冬商品から展開することになったのですが、待ちきれずに夏物の現物シャツも納品していただきました。とても評判がよくすぐに売れてしまいました。やがて秋になり、いよいよ本格的な展開が始まりました。nisicaの商品は、店頭に出すとあっという間に無くなってしまいました。大きめのサイズだけが残ることもありますが、最終的には全て売り切れてしまいます。顧客の方には店頭に出す前にご覧いただくこともあり、さっそく売れてしまいます。下の写真のベストも、既に数枚売れてしまいました。クラシコでもnisicaファンのお客様が続々と増えています。
 僕がnisica を取り扱いしたかった理由のひとつは、ユニセックスという点にもあります。サイズがユニセックスというだけではなく、中性的な感性をもった洋服なのであります。実際に展開してみて分かったことは、男性同様に女性も強く惹かれる洋服なのだということです。サイズ1/2/3は、S/M/Lとなっていますが、実際にはサイズ1は女性のM・男性のXS、サイズ2は女性のL・男性のS、サイズ3は男性のMという感じです。

 nisica の素晴らしさは、そのきめ細かな仕事ぶりにあります。初めての展示会に行って渡された展示会資料に驚きました。それぞれのお取引先にお渡しする資料に、各商品の生写真と生地見本が添付されていました。こんな手間のかかる資料を作っている会社、ブランドは見たことがありません。各取引先が展示会でじっくりと商品を見ることができる様に、予定組されており、それぞれの時間がその取引先だけの展示会となっています。nisicaの商品はほとんど洗いがかかっていますが、加工工場に洗いを依頼せずに全て自分たちで洗濯して天日干しをしているそうです。納品の際には、たたみ皺がつかないようにとそれぞれの商品ごとにボール状に丸められて入荷します。だから、適度にくたっとした状態のまま店頭にディスプレイすることができ、それぞれの商品がnisicaらしい自然な表情のままお客様に見ていただくことができるわけです。
 「服を作るにあたって心掛けていることは、いかに上手に引き算出来るかということです。人と服が適度な距離を保ちながらバランスが取れている。そういうものこそ着る人と中身の個性が現れる服となり、そこに服の本質があると思います。毎日の生活に必要な日常着、だらしなく見えない趣味の良い服、普段ファッションの話などしない人の為の服、僕たちは、空の箱を渡すだけというぐらいの感覚です。つくりたいのは、形ではなく雰囲気です。」そういう2人の想いが、nisicaの服には溢れています。nisica の服は、コットン・リネン・ウールなどの天然素材を中心に作られており、生地本来が持っている風合いや特徴をとても大切にしています。生地の素材感を最大限に活かす最小限のデザイン、それがnisica の魅力なのです。


 おふたりが大切に思う気持ちを、僕もお客様にお伝えしていくことができたら...と思います。


(下の写真 左より)
Vest B Plain ¥18.900 Linen 100% Color : Natural Size : 1/2/3
B.D. Shirts Plain ¥13.650 Cotton 55% Linen 45% Color : White Size : 1/2/3
B.D. Shirts Check ¥15.750 Cotton 55% Linen 45% Color : Green Size : 1/2/3
W Button Jacket  ¥29.400 Cotton 60% Linen 40% Color : Navy Size : 1/2/3



P.S. nisicaのシャツが、千駄木の美容室「ウルワシ堂」の制服として採用いただきました。一番上の写真、一番手前に写っているデッキマン・シャツを色違いで揃えていただきました。dou douのリバティ・プリントのシャツも制服として着ているそうですが、大好評だった様です。素敵な美容室ですよね。classicoのお客様の中にも「ウルワシ堂」に通っている方がとても多いんです。僕も何度かカットしていただいたことがあります。お薦めの美容室です。

ウルワシ堂 東京都文京区千駄木3-41-11 tel 03-3828-8520 open : 10:00~20:00、close : 月曜日 第1・2・3火曜日

| 12:31 |
NIKI TOTO Khadi Cotton Towel


 もうすぐ春(はぁ〜る)ですねぇ♫ カディを巻い〜てみませんか〜♪

 
 カディが活躍する季節がやってきます。Khadi(カディ)は、インドの手紡ぎの糸を手織りした布の総称です。手で紡がれた糸は、機械で紡がれた糸と異なり「糸より」が柔らかく、吸湿性、速乾性に優れています。冬は暖かく、夏はその「糸むら」により空気をはらみ涼やかに肌触りを感じることができます。ガンディーが、植民地支配をしていたイギリスの機械織り綿布に対する抵抗の手段としてインド各地を歩き、手織り布によるインド人の自立を促したという由来があります。そうして、インドでカディが普及していったのです。ガンディーがハンガーストライキの際、静かにまわしていたのが「チャルカ」というカディの糸を紡ぐ糸車です。カディは、"The fabric of Freedom"として現在もインドの人々に愛され続けています。

 カディは糸の細さ(番手)により様々なグレードの布地が作られています。NIKI TOTO(ニキトト)では、カディ・コットン・タオルを中心に展開しています。タオル? というと、「classico blogではタオルばっか紹介してんじゃないの!」って突っ込みを入れられそうですが。classicoでは、約2年程前からニキトトのカディ・コットン・タオルを展開しています。老若男女幅広いお客様に人気の定番商品です。タオルと言っても、実際には巻き物として使っているお客様が多いのではないかと思います。僕も巻き物として愛用しています。 タオルとして愛用している友人曰く「バスタオルとしても最高だよ!」とのこと。ジムやプールでのタオルとしては最適かもしれませんね。夏のビーチでは水着の上に巻くサロンとして活用しても素敵です。テーブルクロスやソファカバーなどインテリアにもいかがでしょうか? ざぶざぶ洗えて、乾きも早く、かさ張らないので、旅行の時などにも重宝することでしょう。

 ニキトトのカディ・コットン・タオルは、インドの中でも幅広い地域で作られており、それぞれの柄によって素材感・風合いや値段にも違いがあります。classicoでは、定番的に扱っている柄もありますが、その時々で新しい柄も入荷いたします。きっとみなさまにも気に入る柄が見つかることでしょう。


 NIKI TOTO Khadi Cotton Towel Made in India size 80cm ×160cm
 上の写真 左から¥3.675(Organic Khadi)、¥1.680、¥1.680
 下の写真 左から¥3.675、¥2.625 (ちなみにシャツはnisica deckman shirts ¥14.700)


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