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椿

 クラシコをオープンして以来、季節の花々や枝ものを楽しみながらディスプレイしてきました。最初のうちはほとんど適当。感じるままに飾っているだけでしたが、3年半も続けていたら、自分なりの表現ができる様になってきたような気がします。お花のディスプレイが一番難しくなるのがこの年始の時期。いつもお花を購入している花色学葉がお正月休みになるからです。年末から飾っていたお花がいよいよ枯れてきたので、花色学葉に行ってみましたが、案の定まだお休み。時々立ち寄る根津の花木屋もまだお休み。いよいよ困り果て、最後の頼み花美喜へ...。2009.12.27 クラシコ・ブログ guillemets layout studioでご紹介した自在鉤&受け用に黄色いフリージアを購入したのですが、ふと店の奥を見ると白花の椿がありました。値段も格安です。花が咲いている枝が2〜3本あり、その中で枝ぶりがいいものを選び購入しました。上の写真の椿です。古瀬戸の徳利に生けてみました。なかなか素敵でしょ。
 椿は僕のお気に入りの花のひとつです。クラシコによくいらしていたお花好きなお客様の影響で興味を持つ様になりました。椿の花は、それぞれの花の盛りを過ぎた頃に花丸ごとがボタッと落ちます。この様は古来から落椿と表現され、春の季語となっている程。短命だからこその椿の花の美しさなのか。日本らしい「侘び・寂び」が最も感じられる花のひとつと言えるでしょう。
 昨年の晩秋、椿の鉢植えを購入しました。椿の中でも僕が一番好きな真っ赤な花が咲く赤西王母という椿です。購入した時には1厘花が咲いており、ほかにも蕾がたくさん付いていました。咲いては落ち、咲いては落ちてを繰り返し、しばらくは美しい椿の花を楽しみました。今は全て花も咲き落ちて小さな硬い蕾が僅かに残っているだけになりましたが、これからも大切に育てていこうと思います。そして、いつの日にか小さいながらも庭のある家に住んだ時、その椿を庭木として植え込んで、ずっとずっと育てていきたい...。大切に守りたい僕の夢のひとつです。
| 16:00 |
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