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僕の愛用品 ~ Jabez Cliff Belt
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毎日、僕のウェストにはしっかりとこいつが巻かれています。使い始めて約2年、今では僕の欠かせない相棒です。みなさんも是非!

Jabez Cliff(ジャベツ・クリフ)は1793年に創業され、200年以上に渡って皮革工芸をファミリーの伝統として守り続けているイギリスの馬具メーカーです。最高品質の皮革や材料を使って熟練した職人が丁寧に作っています。1990年には製品の質の高さが認められ、英国王室御用達の証がエリザベス女王2世より授与されました。Stirrup Leather(スティラップ・レザー)は、鞍(くら)と鐙(あぶみ)をつなぐ革なので、一般的な革よりも厚くて丈夫なのが特徴です。厚さは約5ミリもあり、最初のうちはベルトの穴に留めるのも、ループを通すのも容易ではありません。愛用し続けるうちに、少しずつ馴染み、やがては究極のパートナーの様になるのです。べルトのホールに1から5までのナンバーが刻印してあるのが、ジャベツ・クリフのベルトの目印です。鐙の高さを左右であわせるための(馬具用品の)名残なのだそうです。革のベルトは、いつもバックルを留めている部分の革がどうしても薄くなってしまう為に、永久に使い続けることが難しいものです。このベルトは、その革の厚みからもかなりの耐久性があり、おすらく20年以上の使用は可能だと思います。シンプル&ベーシックなデザインであり、ベルトの幅も28mmと万能なサイズを選んでいます。チノパン、ジーンズとの相性はもちろん最高ですが、スラックスやスーツでもコーディネートできる究極かつ万能のベルトと言えるでしょう。
出会いは約20年程前、最初に勤めた会社で取扱いしていました。質実剛健なこのベルトを気に入り購入し、20代前半の数年間は愛用していました。ベルトには当時営業担当していたブランドの刻印(HARRISS Made in England)が入っていたと思います。まだ若かりし頃、雑誌で一流品と紹介されるブランドに憧れがありました。20代後半になり、背伸びをしてJ&M Davidsonのベルトを購入。それ以来、どこか得体の知れないファクトリーブランドのベルトは忘れ(今は何処へ...)、J&M Davidsonのベルトを愛用する様になりました。29歳で転職。ちょうどJ&M Davidsonのベルトもくたびれてきた頃でした。勤めていたショップで憧れのブランド、Henry Beguelinを取扱う様になりました。そして、Harriss、Hemisphereの先輩方がみな愛用していた憧れのベルトを購入できる機会に恵まれました。発注後、半年程待ってついにHenry Beguelinのベルトを購入。以来30代の大半はそのベルトと共に過ごしました。クラシコをオープンして間もなく、ある仕入先の事務所にて、ジャベツ・クリフのベルトと再会。(もっともジャベツ・クリフの名前はこの時に知ったのですが)そして20代前半の頃、気に入って愛用していた事を思い出し、クラシコにて扱う事となりました。やがて顧客さんの間で評判はすぐに広まり、クラシコには欠かせない商品となっていったのです。オープンから約3年10ヶ月、ジャベツ・クリフのベルトを販売してきた点数は180点以上にもなります。毎回すぐに売り切れてしまうので、自分ではなかなか購入できず時は過ぎていきました。これではいつまでたっても購入できないと思い、自分のサイズを多めに発注し入荷したタイミングで購入。それから約2年が過ぎ、革はかなり柔らかくなり味わい深い色に変化してきました。少しずつ貫禄も出てきた様に思います。1年、また1年とどんな風に育っていくのかが楽しみです。自らが日々愛用しながら、このベルトの素晴らしさを感じていこうと思います。

JABEZ CLIFF Stirrup Leather Belt ¥8.925 D.Brown  30 / 32 / 34  Black  30 / 32 / 34 / 36  Made in England.

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| 18:00 |
僕の愛用品 ~ Leprotto お財布
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以前にもクラシコ・ブログにてご紹介したLeprottoのお財布。色も濃くなり味わいが増しています。今後の成長も...楽しみだなぁ。

僕のお財布は2枚の写真に写っている明るい色の方。2010.03.04 クラシコ・ブログを見ていただければ分かりますが、購入したばかりの頃とは色がまったく違うでしょ。一番味が出やすい色という理由でこのヌメ革を選んだだけに、この変わり様は嬉しいです。このお財布、僕がオーダーした後に改良版が出たんですよぉ。後から知らされてショックでした。サイズがちょっこし小さくなっています。それから、分かりにくいとは思いますが小銭入れ部分のジッパーがフロントポケットの上部分からフロントポケット最上部に移動しています。ジッパーの位置をずらしたことで小銭を取り出しやすくなっています。僕も改良版の方が良かったんだけどなぁ...。その改良版というのが一緒に写っているお財布。スパイラルレコーズの山上さんの私物。クラシコにいらした時にちょっこし拝借して写真を撮らせていただきました。微妙な違い,分かるかなぁ...? 僕のお財布もせっかくオーダーして作っていただいたものだし、愛着も湧いているので、これからも大切に育てていこうと思います。機会があったらまたこのお財布の成長具合をレポートいたしま~す。

ついでにお知らせ。Leprottoでは谷中芸工展に合わせてワークショップを開く予定です。日程は10 / 9(土)・10(日)・11(月)・16(土)・17(日)・23(土)・24(日)の7日間。時間は9:30~11:30。参加料は¥5.000(キーケース、名刺入れ,パス入れ、ブックカバーを作成の方)あるいは¥8.000(ポーチを作成の方)です。革の色は指定できませんが、ステッチの色は選ぶことができます。10 / 16・17は予約が一杯だそうですが、ほかの日はまだ数名分空きがあるそうなので,みなさんも検討してみてはいかがでしょうか。 (ご予約の際には何を作るかもお伝えください。)僕は残念ながら参加できませんが、僕の奥さんが参加する予定で~す。

Leprotto 東京都台東区谷中2-5-9 tel : 03-3827-8100 open : 13:00 ~ 19:00(通常営業) 水曜定休

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| 18:00 |
僕の愛用品 ~ Alice Park Card Case
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華奢でヤワに見えるんですが、実は結構タフなんです。僕の大のお気に入り、Alice Park(アリス・パーク)のCard Caseのご紹介。

2008年から僕の名刺入れとして使いはじめて約2年以上。最初はスレンダーだったはずなのに、名刺をパンパンに入れていたもんで,かなりのおデブちゃんになっちゃいました。でも何だかそのおデブちゃん具合がますます気に入って手放せなくなっちゃいました。
アリス・パークはSouthern California Institute of Architectureを卒業後、ロスアンジェルスを拠点に建築家として活動しています。2002年、彼女は建築の仕事とは別に,以前より興味があったアクセサリーのデザインをスタートさせます。彼女の作り出すものは建築家らしく、その素材の特製を充分に活かした作品です。シャープに裁断された上質で色鮮やかな山羊の革を使用しています。ふたつに折り曲げて2面を縫い合わせただけのミニマルなデザインですが、シンプルで非常に完成度が高い作品です。素材・色彩・形態を最小限に抑えた結果、その要素や機能そのものを際立たせています。それらはまるでアートの作品の様に見えてきます。近日入荷予定。

Alice Park Card Case ¥4.200 Material : Leather Size : W75 / D100mm Color : Yellow Made in U.S.A.

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| 16:00 |
僕の愛用品 ~ Persol Sunglass
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一段と陽射しがきびしい今年の夏、大活躍中の僕の愛用品です。イタリアのPersol(ペルソール)社のサングラス。大のお気に入り。

確か2004年の春頃に購入したこのペルソールのサングラス。以来約6年,気に入って愛用しています。当時僕は代官山アドレス脇の通り沿いにあるショップに勤めていました。そのショップに度々いらしてはシャツなどを購入していた顧客さんが代官山アドレスの中にある眼鏡屋さんGLOBE SPECS(グローブ・スペックス)に勤めていました。それまで使っていたサングラスが気に入らなくて、いつかは買い替えようと思っていたこともあり、気心の知れたその顧客さんを尋ねてお店を訪れてみました。取扱いブランドも数多く,デザインも色も豊富に揃えているので、目移りしちゃって困りましたが,彼にお勧めされたサングラスや自分が気になったサングラスをあれこれかけてみる内にようやくしっくり来るサングラスが見つかりました。それがこのペルソールのサングラス。そのシーズンの限定モデルだそうで、そのお店にも少量しか入荷していなかったレアなサングラス。その希少性からもますます気に入って購入を決めました。レンズはあまり目立たないライトブラウンで注文。僕の顔に合わせてフレームを調整していただき持ち帰ったのですが、掛けてみるとずり落ちてきたり、合わない部分があってストレスを感じたりしたので、2・3回持っていって調整しなおしていただきました。細かい部分まで調整していただいた甲斐があって、それ以来再調整することなく快適に愛用しています。僕の目は色素が薄い様で、薄茶色なんです。だから強い陽射しにはとても弱くて、ついつい眉間に皺を寄せて渋い顔になっちゃうんです。ただでさえ皺っぽい顔にますます皺が刻まれてしまいます。若さを保つためにもサングラスは僕にとって必需品ですね。視力は昔からとても良かったのですが、視力がいい人程老眼になりやすい(気付きやすい)と言われています。僕も数年前からだんだん小さい字が判別できなくなっています。そろそろ老眼用の眼鏡も買わなくちゃ...と思っているところ。このサングラスの様に気に入る眼鏡が見つかるといいなぁ。
| 22:00 |
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